科学・技術・健康の最近のブログ記事

CMカットの功罪

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情報の保全が容易になると、かえって油断したり軽んじてしまった結果、気が付いた時にはもう遅いという形で記録を残し損ねてしまう、意図的に外したけど後から考えてみるとそれこそが価値あるものだったってことは良くある話。

企画ものとかネタものとか一発芸的なものって、黒歴史になることも多いし、何らかの形でライブラリ化される時にも外される(権利的な問題が生じることもあるので)ことが多いから、かえって歴史の上では価値が出る。検証の際にも良い情報となる。

指摘されているように、ビデオテープで録画された放送の類は、その放送自身とともに、当時放送されていた短時間のニュースとかCMが、むしろ番組本編よりもそれらの方が価値が出ることもある。当時はビデオテープは高額で記録できる時間も有限だったため、番組を記録するのが一義である以上、CMは出来るだけ削って節約したくなるもの。でもその節約が、実は仇になってしまったという。


人類が滅んだり何らかの理由で地球からいなくなったら、地球に次の文化生命体は発生し得るのかという問題。SF系創作では永遠のテーマだし、思考ゲームとしては非常に興味深いテーマには違いない。

で、その論のひとつとしてよくあがるプロセスが引用されているような内容。文化を築き上げる素材を現人類がほとんど費やしてしまっているから、次に発生し得る「者」たちは非常に苦労するだろうし、恐らくは科学技術の歩みが不可能になるだろうというもの。

これって「星を継ぐもの」の惑星ミネルヴァがそんな感じだった。あの話の星では金属資源が星から脱出するための宇宙船に使われて星の外に持ち出されてしまっている。物理的に奪われているので、過去の文明が滅んだ後に風化するなどして星に還るなんてこともない。ただそのような悪条件でも、あの星は宇宙に飛び出すまでの科学技術を生み出す事には成功している。

デジタルデータとアナログデータ

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サルベージ作業を続けていると10年ぐらい前の記憶媒体が物理的に劣化して再生できなくなっていたり、再生用機材が世代を更新しまくられていて現行機種では再生が不可能になっているってケースに遭遇することはよくある話。

今件では物理的データの掘り起こしによる現行のデジタル再生機器への転送が技術的に可能になったことに対し、デジタルデータは再生機器の更新が頻繁に行われるので油断をすると手元のデータが読みだせなくなるとか、コストが案外かかるよねという指摘がされている。

無論、物理的なメディアは物理的ダメージを受けた際のリカバーが難しいし、損失のリスクも多分にある。火事が起きて全部燃えてしまったとか水没して全部だめになったとか、もちろん複製のものなど残っていないとかね。紙が油汚れで劣化してデータは確認できるけど商品価値が無くなったとか。デジタルデータなら容易に複製ができるから、そういうトラブルが生じても丸ごと世の中から消える可能性は減らせる。


定期的に挙がってくるネタ話として、酸素系漂白剤と太陽光の紫外線で、白色のプラスチックスの黄ばみがきれいにとれるというものがある。先日もキーボードの汚れが取れるよ的な話が出てきて、うちのきーぼーどは黒色だけどレゴの白いパーツはその類の黄ばみがあるのが結構見受けられるなと思い、一応科学的な根拠を探していたところ、その類の説明をしているサイトもあったので、これは単なるおまじない云々のレベルではないなと思い、実際にやってみることに。

冷感と冷却は別物

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以前冷えピタ系のシートの話で似たような、あるいは真逆のことを話したような記憶もあるのだけど、冷感と冷却とは別物ってのはストレートで分かりやすいフレーズ。使用者が冷たく感じる冷感グッズはあくまでも冷感であって、冷却とは別物であるってのは重要な話(冷却ジェルシートの場合は水分蒸発時の情発熱で温度を下げる実効果がある)。

使っていて冷たいなと思っても実際に冷えていないのであれば、精神的な面でのカバーはできても実態としては何の役も経っていないから、気が付いたら身体の方がオーバーヒートを起こしてしまいかねない。高齢者が水分不足や体温の動きに鈍感となり、大丈夫と思っていてもいつの間にか熱中症になっていた、というアレとまったく同じ状態。

国連経済社会局は17日、65歳以上の人口に対する25~64歳の人口の比率を示す「潜在扶養率」が、2019年には日本が世界最低の1.8を記録したとの統計を発表した。少子高齢化の影響で、年金加入者である生産年齢層の負担が増している現状が浮き彫りになった。

国連の世界人口の推計データとなるWorld Population Prospectsが先日更新されたようで、いくつきニュースとして配信されていた。当方の本家サイトでもこのデータを基にした検証記事がいくつかあるので、順をおってになるけど再分析をしていかないと。

今件では「潜在扶養率」なる聞きなれない言葉が乱舞している。65歳以上の人口に対する25~64歳の人口の比率という定義があるけど、国内の関連報告書とか国連の以前のレポートでは、15~64歳で65歳以上を支えるって話じゃなかったっけか。何か定義が新しくなったのかな。で、その値を計算すると日本がダントツだそうな。元々15~64歳の計算でもそうなっていたからあまり驚きでは無いのだけど。

エスカレーターでは走るなという話

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定期的に話題に上る気がするのは当方のツイッターのタイムライン構成がそういうものになっているからだろうかという気もするのだけど、状況がまったく変わりないのもいかんともし難いよな、ということで目に留まる時にちゃんと言及しておいた方がいいよね的な。

当方はエスカレーターが元々歩いて使うことを前提として作られているわけじゃないことを知っているので極力止まっているし、だからこそにらまれることもある。ただ、それで事故が起きるわけでは無いし、むしろリスクを減らしているのだから、悪い話じゃない。そもそも子供も使っているエスカレーターで走ったり、横を走りながらすり抜けたりするってのは、どれほど危険なことか。いや、子供じゃなくて高齢者とか病人でもリスクはかなりある。元々エスカレーターの歩くな云々ってのは本体の耐久性の問題の上での話なんだけどね。

で、エスカレーターの走りを止めさせる方法論としては、横幅を狭くして一人だけしか通れないようにするってのがある。実際、こういうエスカレーターも見かけるようになった。これならだれか任意の人が止まればそこから後ろは歩くことができないので、容易に歩くことが止まる形となる。幅が広いから横からすり抜けて走ろう、二列で歩き・止まりラインを形成しようって話になるわけだし。

けれどこのタイプのエスカレーターとなると、荷物が多いとか(例えばトランクケースを持っている場合)、子供の手をつないで利用しようとする人が困ってしまう。止めてもいう事を聞かない意図しない人たちを留めるための工夫で、不便さを覚える人が出てくるってのは理不尽なお話。

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