科学・技術・健康の最近のブログ記事

アンケートは必ず偏りが生じる

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どのようなスタイルを用いても、アンケート・調査の類は、必ず質問側の意図が反映され偏向した結果が出てしまう。調査対象母体を必要な領域にまで拡大し、全員に強制的に答えさせればある程度均されるけど、そんなことは事実上不可能。答えなかった場合は「アンケートで無かったとしても意思表示をしない存在であろうとしてカウントはしない」という認識をしているのが現状......ってこれは選挙でもいえることか。

そしてそのような母集団上の考慮をしても、質問の仕方やタイミングで、結果は大きく変わってくる。同じ時間に同じ対象であっても、質問の内容が違えばまったく別の結果が出てしまうってこともよくある話で、見方を変えれば質問内容などで答えをある程度誘導することができてしまう。大きな災害の直後に今後社会が力を入れるべき政策はと聞かれたら、多くの人が災害対策と答えるに違いない。

アンケートは時として、いや下手をすると往々に、結果を求め、主張の裏付けをするために行われることがある。街頭でプレート上にシールを貼って投票させるようなものなど、その好例。

温室効果ガスのお騒ぎの詭弁と偽善と

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温室効果ガス、その中でも大半を占め指標としても分かりやすい二酸化炭素について、地球温暖化を防ぐために減らそう云々という活動がある中で、以前から指摘されているのがこの点。二酸化炭素の排出量を減らし、温暖化を防ごうという主旨は立派なもので評価するところもあるのだけど、その大義名分を明後日の方にぶん回している人ばかりなのが現状というところ。

「地球全体の」問題としてとらえるのなら、地球全体の量を減らすための方策を考える必要があるわけで、まずは大きなところに手をかけるのが必然のはず。にもかかわらず突然別次元の話をもってきて、こちらは優遇措置とかいう仕切りをするのはおかしな話ではある。

Excel技で成り上がると異世界転生

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今件の話がどこまでリアルなのかを確かめるすべはないけれど、この類の話は多かれ少なかれネタ話も併せ結構見聞きしたりする。自分ではごく普通の、当たり前の、知ってて当然の情報とかノウハウとかスキルでも、他の人、他の集団内では目新しいもの、目を見張るもの、魔法のようなものと思えてしまうことって結構ある。当方も以前の仕事場で、似たような経験は何度となくしているから、「分かる」と荒波を背景に腕を組みつつ頷いてしまう。

これってキーボード離れ、パソコン離れが進む中で、あるいは元々そういうものにあまり縁がなかった組織で急速にパソコンなどをやらざるを得なくなったけど対応できる人がいないような状況で、いざその会社に入ったらキーボードとかパソコンの概念やインターフェイスが分からない人ばかりの中で、パソコンを普段使いしている人が重宝されるのと同じ図式なんだろうな。


フロッピーディスクという記録媒体が過去のものとなり、実物を見せても何だか黒い板程度の認識しかされない時代。保存を意味するアイコンに使われているフロッピーを見ても首を傾げるばかりで、何らかの象形文字的なものと思っている人もいるであろう......というのはさすがによろしくないということなのか、クリスタのアップデートの結果、保存アイコンがパソコンだかHDDだかにデータを入れるニュアンスのものに変わっていたよというお話。これはキツい。

恐らく他のアプリケーションもじきに似たような施策を打ち出してくるだろう。

核燃料棒の件は模型で確定

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経済産業省は4日、11月に沖縄県宮古島市の海岸で見つかった「ウランペレット(核燃料棒)」と記載された筒状の物体は、同省が配布した教材用の模型だったと発表した。放射性物質ではなく、2002~06年に全国の小中高校に計約1万セットを無料で配っていた。同省は「07年以降は配布していないが、類似の事業を仮に実施する場合は、誤解のない表示を考慮する」とコメントした。

先日核燃料棒のようなものが流れ着いて大騒ぎになった件。当初から、10年ぐらい前に配布された学習教材ではないかとの指摘が多々あったけど、最終的にその通り、教材でしたという結論が出た次第。まぁ、どのようなルートで流れ着いたのかまでは分かるはずも無いけど、お騒がせなことに違いは無い。

経産省では今後同じようなものを作成・配布する際には単体でも分かるような表示をするという説明をしているけど、正直なところ、配布して廃棄された後のことまで考慮するのは無駄ではないけど、解決策としては成りえないかもな、努力はしましたぐらいの免罪符で終わってしまうかも、という気がする。

何しろ、下手をすれば注意書きの部分を削ったり、捨てられた後でかすれてしまったり、さらには類似のものを複製されたらどうしようもなくなるからね。

経済協力開発機構(OECD)は3日、世界79カ国・地域の15歳約60万人の生徒を対象に2018年に行った学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は「読解力」が15位となり、前回15年調査の8位から後退した。「数学的応用力」は6位(前回5位)、「科学的応用力」は5位(同2位)になったが、世界トップレベルは維持した。

昨日ツイッターのタイムラインで結構な騒ぎになっていたお話。要は子供達の読解力が落ちた云々ということなんだけど、記事でよく確認したら、そして一次資料に目を通したら、今回からパソコンでの表示・入力による方法に変更されており、それが多分に影響したっぽいという結論。単純に読解力が落ちたという話とはベクトルが違うようだ。

スマホはつまみ食い文化を形成しやすいってのは何度となく言及している。操作に慣れて入力が早くなっても、閲覧できる面積には限りがあるし、スマホ向けに作成されたコンテンツはダイジェスト版的なものが多い。当方の記事でも「グラフが読めないからどうにかしろ」というクレームが時折寄せられるけど、調べるとほぼすべてがスマホで読んでいるパターン。拡大しろ、というツッコミをしても「面倒くさい」との返事がくるだけなのでしない。

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