マスコミ・報道の最近のブログ記事

「ツイッターで話題」の功罪

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テレビのワイドショーなどネタやら時間つぶしの存在でしかないから別になんだってかまわないじゃないかと言われればそれまでなんだけど、公共の電波を用いて繰り返し人の意識に働きかける構造は、たとえそれが明確にネタとかフェイクであると宣言されておいてですら、事実であると、本当の話であるとの誤解を人に刷り込ませるだけの力はある。洗脳とかテレビ学習とかが良い例で、構造としてはそれと同じだからね。

そのような構造を持つテレビ番組で、ツイッターでのネタ話、炎上ネタを拾ってきて話題にして、さらに炎上させるってのは、確かに構造としてはおかしい。犬の話はともかく。

新聞のネタを解説するような番組が定番化してるけど、要はそれと同じ感覚なのだろう。情報源の一つでしかないといえばそれまでだし。ただ、構造そのものが大きく異なるメディアのネタをそのまま持ってきて流布するってのは、その構造による差異を無視したもので、大きな問題をはらんでいる。

そもそも別メディアの話をわざわざ転送して再度着火させる意味はどれほどあるのか。その炎上ネタの信ぴょう性への裏取りはどれほど行っているのか。

新聞と軽減税率と定期購読と

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日経新聞が直近半年期で思いっきり部数を下げていて、これは押し紙を内部的に減らしているのではというわけでは無く、先の値上げが原因なんだろうなあ、とグラフを見返しながら思ったこと。因果関係を立証することは不可能なんだけど(新聞購読を止めた方に聞きました。なぜ止めたのですかなんていうアンケートを取るわけにもいかないし)、相関関係についてはダイナミック当てはまる次第。他の新聞社の時系列的な価格動向を取得できれば、面白い話が展開できそうなんだけど。

で、昨今の軽減税率に関して、何で突拍子もない形で新聞が対象になったのか。某党が半ば公約的に云々って話は別として、新聞社がそれを求めているのは、多分に新聞の値上げと大きな繋がりがあるからだろうなあ、という推論。適用されたら値上げも止む無しという状況に追い込まれるだろうし、そうなったら単価の増加による総売上のアップ期待以上に、部数が減ってしまう。部数が減れば集客効果も減るから広告の単価も下がるので、新聞の直接的な売上だけでなく広告費まで減ってしまう。そして影響力も当然落ちる。


「ミイラ取りがミイラになる」ってのはよく聞くフレーズで、問題なのはそのミイラになったミイラ取りのことを、第三者は認識できているだろうかというお話。普通の人は出入りが難しいために情報がつかみ取りにくい、比較検証が難しい国とか地域とか組織に対する専門家では見聞きするケースなのだけど、その筋の専門家が実はその方面の内部関係者や工作員の立場だった、語っている専門的な言及が、その筋にとって都合のよいこと、プロパガンダ的なものだったというお話。

単純に囲い込まれていたり、精通者がいつの間にか精神的に信奉してしまったり、色々とパターンはあるけど。さらにはその筋と対立する立場にある側の信奉者で、該当筋にとってネガティブな情報を意図的に流しているというケースもありうる。

ややこしい話ではあるけど、情報戦なんてのは得てしてそんなもの。Aの専門家がAの内部関係者とか信奉者で偽装した、底上げした情報を正しいものとして専門家のポジションで言及していたり、Aと対立するBの立場(関係者とか信奉者)でAのことを事実より意図的にネガティブに語っているなんてことはあってもおかしくない。


今件ではイージスアショアの件が挙げられているけど、専門分野に関してスットコな専門家が意見を騙る、もとい語るのはまた別の問題として、専門外の人、つまり門外漢がスットコな理屈やら「常識」を訳知り顔でさも正かのように語るのはどうなんだろうという話。

これが例えば個人のブログとかソーシャルメディアでなら、さほど大きな問題にはならない。言論の自由云々ってのがあるから。ただ、公知力が大きい者の語りは教祖の信者に向けた神託や啓示的なものになりうるので、相応の注意が必要になる(特にメディアや芸能関係の人は、この辺りのセンスが絶望的だけど)。

で、今件のような話がブログなどではなく、テレビやラジオ、新聞のような公共のインフラを通して語られるってのは大きな問題。取得ハードルは低いし、さらにはそれが事実であるように伝えられてしまう。


太陽光発電は天候や温度に左右されがちで、当然日が沈むと発電はできなくなる。800万キロワット云々ってのは最大出力時の話で、それがすべて常時安定した形で出力できるわけでは無い。その辺りの常識、最低限知っておかねばならない知識は震災以降繰り返し言及されているわけだけど、ここに至ってもなお、このような発言が出てくるってのは、単なる無理解者なのか、素人さんなのか、あるいは知っていて意図的に知らないふりをしているのか。

これが一個人ならまだ仕方が無いよね、習っていないかもしれないけどで済んでしまう。けれどこの発言、朝日新聞の経済部の担当で、しかもエネルギー関係の記事を書いていると自称し、その上認証バッジ付のアカウント。朝日新聞のエネルギー関連の記事の科学的信ぴょう性はこの程度だと判断してよいのだろうか、それとも意図的な反社プロパガンダを新聞社側で推奨しているのだろうか。今までの朝日新聞のエネルギー関連の記事の信ぴょう性って、このレベルだったということなのだろうか。

「言葉もありません」

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毎度おなじみの切り貼り報道でございます~とチリ紙交換のメロディで語ってしまいそうな話ではあるのだけど。先行する記事でRAWデータがとか全文がとかいう話があって、これでは全文だけでなく当時の状況を確認できる動画が未編集で存在していないと本当の意味での大意がつかめないという、本当の意味での報道の危機が生じている感は強い。

「マスコミは自分で自分の首をしめていく」とあるけど、もう既に首は締まって息絶えていて、ゾンビ状態で活動しているのではないかなという感は強い。

今件に関していじりやすいキャラだから報道にいじれられるという意見もあったけど。それってまさに「いじめ」の構造。それを肯定するってのはどうなのかな、と思う次第。ああ、これって芸能人のそれと同じですわな。


切り貼り偏向な編集やら印象操作やら意図的な誤解釈やら雑なまとめで主旨と違えた「事実」報道をして、その後に全部や現場の様子の動画が配信されて、先行報道が偏向報道じゃないかとか、主旨が違うでは無いかとのツッコミをされる事例が増えている。大抵においてはその類の批判には耳を貸さずになかったことにするのがオチで、これはテストで間違った採点をした先生に抗議をしても聞く耳持たないってのと同じ。いや、もっとひどいな。ラベルと異なる内容の商品を売ってクレームつけても対応しないお店と同じか。

で、そういう話にあわせ、先行報道の後に全文や取材時の全編動画を出してくるのは卑怯だ、同時に出せとの意見がちらほら見受けられるようになった。でもこれって、事実上無理があるんだよね。全文を出すのにはそれなりに手間がかかるから、時間もかかるので、伝えるのが遅くなる。技術の進歩でサポートの領域は広がったけど、それでもゼロタイムで出来るわけじゃない。時間がかかる以上、速報として要約を出すことには意味がある。

ただ、動画の場合は最低限の編集でRAWデータ(無編集、あるいはそれに近いデータ)を同時に、さらには先行する形で出すという手もあるし、海外ではその手法を用いているところも少なくない。マスターを先行して、あるいは同時に出すことにより、内容の偏向編集はしていないよとの表明をしていることにもなる。

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