マスコミ・報道の最近のブログ記事


似たような話はこれまでに何度となく切り口を変えて紹介解説しているけれど、世の中からこれらの悪癖が消えることはなく、むしろ増えている感はある。引用元で指摘されている通り、論説やゴシップ記事などならともかく、報道記事の題名で感情表現を使うのは、それだけで記事としては失格なので、評価する価値もなく読むだけ時間の無駄と断じてもいい。事実を伝えるが報道なのであり、書き手などのお気持ちや思惑を混ぜる必要はない。

感情表現を使うのは「インパクトがあるので集客しやすい」「書き手のお気持ち表現をアピールしやすい」という理由からなのだろう。実際、編集や出版関係の人達も、しきりのこの類の表記方法をテクニックだのコツだのノウハウだのとして薦めてくる。その方が目立つ、アクセスが稼げる、注目してもらえる。

けれど報道記事としては不必要どころか邪魔、弊害でしかない。そもそも報道記事と論説やらプロパガンダとの境界線、理解してるかな? プレスとオピニオンは別物だ。

雑な例えだけど、Facebookではお馴染みの「スリル満点なパズルゲームの広告だけどゲームそのものは別物」とかちょっと前にウェブやツイッター上の広告で問題視された「R18的な要素満点のビジュアルの広告だけどゲームそのものは別物」と同じ方向性のものでしかない。


ツイッターなどのタイムラインやニュースの速報で毎日のように確認している、東京都の新型コロナウイルス感染者数の新規数。何となく違和感を覚えて読み直してみたら、毎日の報道のほぼすべてが、公式発表(プレスリリースの物理的なものの配布や記者会見)より前に、関係者の話とか「~ということだそうです」というあやふやで不明瞭なソースからの情報として流されているんだよね。医療関係、しかも絶賛流行中で社会に大きな影響を与えている疫病にかかわる情報の取り扱いと伝えられ方が、そんないい加減なものでいいのだろうか、と。芸能人の恋愛話とかじゃないんだから。


昔からこの類の話は少なからずあったし、だからこそ「釣り」という言葉も存在するのだし、例えは同人誌の表紙詐欺なんてのはよく聞くネタ話ではあるのだけど。最近この類の話をよく見聞きするし、指摘も増えてきているので、ちょっと吐き出した形で。

確かに新聞などを手に取ってもらう、記事のヘッダーをクリックして読んでもらうためには、本旨とはまったく違う、せいぜいファールチップぐらいのものであっても、インパクトがあって強く関心を集めさせアプローチを得られるのなら方法論としては正解という話は理解できなくもない。広告論的なものとしてはその類の話はよくある。

ただその方法に誰も歯止めをかける人がいないものだから、それが当たり前、正攻法であるとの誤認が広まっている感は否めない。本文とは主旨を違えてもいいから、とにかくインパクトのある表記をすべしという手口が正当化され、編集部や出版社レベルでその方法論を勧める雰囲気がある...というか堂々とそれを主張している。けれど、そもそも記事題名の存在意義とは何か、ご存じだろうかというツッコミをしたい。第一記事題名もまた、記事の構成要素に他ならないではないか。そういうのを「羊頭狗肉」というのだし、それは決して褒められるものではない。


昔有名だった突撃レポーターとかの話ならともかく、一般的な社会人なら他人の家や会社に来訪する際には、相手のスケジュールを確認して時間を確保してもらった上で行うもの。飛び込み営業というフレーズはあるけど、得てして好かれるものではないし、パージされても当然の話ではあるし、ブラックリスト入りされても文句は言えない。

そういう非常識なことをことあるごとにやっている政治集団がいる。会社勤めをしたことがある、さらには社会人ならごく普通の疑問として、「なぜ訪問先のアポを取った上で訪れないのか」と首を傾げるに違いない。

社会常識を知らないのか、それとも拒否されたという情景を演出したいのか。いずれにしても政治家・政治集団として以前に、大人として失格であることをアピールしているようなものだ。映画とかドラマと勘違いしてやいないか。それを公式アカウントがドヤるのもどうかと思う...というか公式アカウントがこのような形で伝えているということは、この行為が正しいものであるという認識を持っているのだろうな。


指摘されてみれば確かにその通りで、偏向的・恣意的な情報伝達の仕方が多分になっていると明らかになっている昨今においては、世論調査における選択肢で「テレビ、新聞で悪く言ってるから」的な話がないのは、おかしな話に違いなく。また、記者会見とかインタビューなどで報道に対する苦言や批判があると、ほぼほぼその内容はカットされ、報じられないのが実情。だから場合によってはおかしな文脈ができあがったりすることもある。横田さんの話の件では、それがあからさま過ぎる形で出ているので、話題に上っているよね。

意図的に切り貼り編集して主旨を違えたり必要な部分を隠したり内容を誘導したり。それって本当に報道と自称できるものなのだろうか。活動家による機関紙とか同人作家の同人誌とどれほどの違いがあるのだろうか。公共の電波を用いているテレビやラジオがそういうことをしてもいいのだろうか。

情報ソースへのリンクの明示

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先日世間を騒がせて「また共同か」というオチとなったお話にかかわるもの。というかこの件自身もまだ決着は見ていないけどね。どう考えてもケアレスミスとかの類ではなく、意図的な形での虚報というか印象操作的なものだし、タイミング的にも土日に流して関係者の対応がすぐにできないようにしているし、問題がある報道でも共同に限ればまず間違いなくてへぺろすらしない。

結局のところこの類の話って、一次ソースを隠して第三者が検証できないような状態になっているからこそ食い逃げみたいなことが可能となっているわけで、指摘されている通り、外電...に限らずだけど...は情報ソースへのリンクをつけて、読み手がすぐに原典に当たれるようにしてほしい。関係筋というどこにいるのか、記者の脳内にいても問題ナッシングということになってしまっているものならば、正直報道はしないでほしい。

閉園が決まった東京都練馬区の都市型遊園地「としまえん」の跡地にオープンする予定の「ハリー・ポッター」のテーマパークについて、一帯を公園として整備する東京都と練馬区、施設を運営する米映画大手のワーナー・ブラザースなどが12日にも覚書を締結し、事業を開始する見通しとなった。

この類の話は具体的に公式なものが出てこないと判断は難しいのだけど、ここまで細かい情報が出てくるってことは、何らかの形で、そしてあるいは意図的にリークされているのだろうし、まったく素からのデタラメで踊らされているとは考えにくいなということで、覚え書きも兼ねて。

以前から話に上っている、東京練馬区のとしまえんを閉園し、その跡地にハリポタのテーマパークを作るというもの。6月12日に覚え書きの締結と事業開始をするという、結構具体的な話が上がって来た。さすがに覚え書きを交わしても黙ってるってことはないだろうから、事実だとすれば12日には公式な発表があるはず。

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