完結済みで一気に見れることと配信サービスで低ハードル化したことと

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「鬼滅の刃」の映画が無茶苦茶ヒットしている実情は、色々な理由があって、個人的には新型コロナウイルスの流行が大きく影響しているのではないかと思うのだけど、それはさておくとして。いくつか特異な状況がプラスに作用したという分析があり、納得のいくものだったので、覚え書きとして。

一つはすでに作品が完結しているということ。一挙配信とかまとめ読みができる環境下での展開というのは、これまでにもプラスに作用するという実例があったようだ。明確な理由は見出しにくいけど、どのみち映画は断片的なものでしかないのだから、それを見た後の補完とか余韻をよいものにするとか、もっと見たい知りたいという欲求に応えられるかどうかということなのだろうかな、と。

いつ完結してすべてを知ることができるのか分からない不安を抱えるよりは、すでに終わっているのを一気読みすることができる方が、高いテンションを維持できる。単作品でも面白いものは面白いに違いないけど、すでに最後まで決まっているとなれば、魅力がプラスされるのには違いない。銀河英雄伝説とか、三国志とか。佐藤大輔先生の作品なら「征途」をまずは読むべきだ、とか。


似たような意味合いとしてはネット配信で浸透しやすくなったという指摘がある。電子書籍やウェブ漫画も似たような傾向があるらしい...ってこの類は以前から何度か指摘していたけど、数量的なものがそれぞれの出版社とかウェブポータル内部でのみの共用で社外秘扱いされているから、本当にそれが正しいのかとかの立証が難しいんだよね。恐らくは多面的な意味でのロングテイルが発動しているのだとは思うのだけど。

ただこの類の話って、数量化が難しいので、狙って火をつけることは事実上困難。色々と種をばらまいて、一つ二つ芽が出れば御の字、ということになるんじゃないかな。芽が出やすいような仕組みはいくつか確立できるのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月 4日 07:35に書いた記事です。

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