休刊・廃刊・雑誌業界の最近のブログ記事


フェミニズム界隈で「漫画と関係のない水着グラビアを載せるな」的な話があったようで。要は漫画雑誌の表紙とか巻頭カラーページでよく見かける水着グラビアの類が、本誌の主要コンテンツである漫画とは関係がないものにもかかわらず載っているけど、雑誌ケースに陳列しているのが目に留まるとか、立ち読みして目に留まるのはけしからんというもの。例のR18系雑誌のあれこれの次はこれじゃないかなという話があったけど、まさにそんな感じとなったわけだ。

主張には一理あるように思える。けれど関係のないものを載せるなというのは、内容に対する規制的な思惑に他ならないし、関係のある無しを誰がどのように判断するのか。また、仮にそれが正当化されるのなら、出版物はあらかじめ公言している主要コンテンツ以外のは載せられなくなってしまう。見方を変えれば雑誌の概要に例えば「漫画、およびグラビアの掲載」としてしまえば文句は言えなくなるだろう。

そこまでしなくても、ツイートしたように、メインとなる漫画と何らかの形で関係があるコスプレ系の水着グラビアを載せてしまえば、何の文句も言えなくなる。すでにアニメ系情報誌では描き下ろしの形で、そういうイラストを掲載しているのも多々見受けられるけどね。


「新聞の販売部数などの推移をグラフ化してみる」をはじめとした、読売新聞社の広告ガイドページで半年単位で更新・公開されている日本ABC協会「新聞発行社レポート 半期」をベースにした主要新聞の部数動向記事。実は1年ほど更新が滞っている。

これは当方が更新をサボっているのではなく、元となる「新聞発行社レポート 半期」が2018年上半期を最後に更新されていないため。他の新聞社でも一部ながら「新聞発行社レポート 半期」が使われているものもあるのでそちらも確認したけど、やはり2018年上半期で止まっている。元データが更新されていないので、記事の更新もできませんよ、というのが結論。


具体的にどこの雑誌のかはあえて触れないでおくけど、誰もが知っている超メジャーな週刊誌の広告資料での話。大体この類の資料では自称の発行部数が掲載されているのだけど、この雑誌では印刷証明付き部数が載っていた。ほほう、確証度が高いのを載せるってのは、色々と分かっているな...と思って数字を確認したら、どうにも違和感がある。

先日発表された最新の2019年Q2のデータをそのまま載せろというのはムリにしても、あまりにも現状と乖離している。過去のデータの履歴をたどって確認したら、資料掲載の印刷証明付き部数は4年前のものだった。他の部分は最新の値にしてあるのに、印刷証明付き部数だけ4年前。

Q.電子書籍を読んで感想文を書いてもいいの? A.紙媒体での書籍に限りますのでご応募いただけません。

大会主催の意図など色々と確認したけど、紙媒体の販売を後押しするとか、実店舗の本屋の応援のため云々という話は無く、本を読むことを推奨する的な純粋なお話だったので、その読書感想文の対象に電子書籍は対象外とするってのは、理不尽というか正当性に欠ける気がしてならないのは当方だけだろうか。

「紙媒体での書籍に限ります」とあるけど、その理由はどこにもないんだよね。

バイト情報誌「an」が11月で終了

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パーソルキャリアは8月1日、同社が運営するアルバイト求人情報サービス「an」を、11月25日をもって終了すると発表しました。


「an」は1967年に「日刊アルバイトニュース」として創刊し、日本でもっとも歴史のあるアルバイト求人情報サービスとして市場を開拓してきました。しかし、紙からWebサービスへの転換が遅れ、ここ数年は競争力の低下が続く形に。今後このままのビジネスモデルで顧客からの期待に応えていくのは難しいと判断し、今回の決断に至ったとのこと。


アルバイトの需給は活発化しているはずなんだけど、紙媒体ではサポートが難しくなっているのもまた事実。どうしても時間の差が生じてしまうし、求人側も求職側も探しにくい、ネットでの検索に慣れてしまっているってのが本音だろう。紙媒体ならではの探し方もあるんだけど、やはり使えるならばネットの方が使いやすいよね、と。何しろ読む側は、最終的には雇われ先は1件でしかないのだから。

油断をすると読めなくなる漫画

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世の中にはそれこそ星の数ほど漫画は日々登場しているので、そのうちのいくつかが読めなくなっても別にいいじゃないかという意見もあるだろう。けれど一人一人にとっては、たまたま偶然に出会った作品が、かけがえのない、思い入れの出来るものであり、ずっと手放したくない、機会がある度に読んでみたいというものもある。

雑誌は基本的に単行本として集約する前のお披露目の場のようなものであり、保存することはあまり考慮されていない。まさに読み捨てのためのもの。今のウェブでの(無料)漫画掲載は、その基本コンセプトに従う限りではまったくもって正しい。読み捨ての場を増やしただけの話だから。

だからこそ、雑誌掲載分を単行本化するってのは、当たり前に、当然のように行われなければならないプロセスで、読者と出版社の間の暗黙の了解みたいなもの。けれど昔から採算ベースなり諸般事情で単行本化されないケースもあったけど、最近では出版社の体力不足で連載していたのに単行本化されないという状況がめがっさ増えている。

だったらそういう「単行本化が断念された連載作品」を、連載中ならその継続版権も合わせ、引き取るようなプラットフォームがあればいいんじゃないかな、という気もする。デジタルオンリーでもいいから。マンガ図書館Zがそれに近い気はするけど。

で、そういう現状だからこそ、雑誌に掲載されていても後ほど単行本化されるはずだからという期待で、さくさく雑誌を捨ててしまうと、単行本化は果たせずに、自分のかけがえのない作品が手元から永遠に消えてしまう事になりかねない。「油断するとあっという間に読めなくなる」ってのはまさにその通り。

重版の良し悪し

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当初作成した製品がほぼ品切れとなり、それでも需要が多分に推定、あるいは確定できるために、再度生産し直すこと。印刷業界などを中心に、このような事態を重版と呼んでいる...というか原則は印刷業界だけか。で、厳密には今現在言われている重版ってのは、大元の重版以外に増刷も混じってるなあ、という気がするけど、それはさておくとして(増刷は単に既存の版を刷り増しすることで、何の変更も無し。重版は何刷というバージョンアップで、単なる増刷と比べるとコストが上乗せされる。修正を加えたりとか間違いの訂正はこちらで行われる)。

確かに最近出版物で重版かかりました、的な宣伝行為が増えている。当初の思惑よりもたくさん売れて、重版が必要になるぐらいだよってのはアピールとしては大きなポイントになる。それだけ売れているのならちょっと見てみるか、と考える人も多い。作り手にとってもさらに上乗せして売れるのか、というハッピーな気分。お金回りだけじゃなく、ファンが増える、支持されるってことだから。

他方、この重版云々があまりにも多出すると、元々数を抑えて重版がかかりやすいようにしているのでは、との疑いも生じてくる。食品系の新商品でよくある、あるいはよく疑われるアレである。売り切れ詐欺というヤツ。

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