相変わらずコミックが売れているとの話

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2020年9月期の店頭売上前年比調査(対象店舗:日販取引書店におけるPOS調査店)の結果がまとまりましたので、下記の通りご報告申し上げます。9月の店頭売上前年比は全体で102.1%となり、2008年の集計開始以来初の5か月連続での前年超えとなりました。コミックは依然として好調で、12か月連続で前年を超えています。

新型コロナウイルスの流行で大きく変化を遂げている社会様式。紙媒体周りも多大な影響を受けているようで、これまでには無かった動きをしている。

外出先で何気なく暇つぶし的に購入する機会が多々ある雑誌の類は売上を減退中。元々雑誌は売上を落としていたけど、それに加速がついた感じ。他方書籍やコミックは巣ごもりの影響があるのか逆に売上を伸ばしている。特にコミックについては「鬼滅」特需の香りも。

直近の2020年9月のレポートでは、コミックについて

雑誌扱いコミックでは、「ONE PIECE 97(尾田栄一郎/集英社)」「SPY×FAMILY 5(遠藤達哉/集英社)」「キングダム 59(原泰久/集英社)」「進撃の巨人 32(諫山創/講談社)」などの人気作品が売上を伸ばしました。


書籍扱いコミックは、『とんでもスキルで異世界放浪メシ 6(江口連/オーバーラップ)』『ある日、お姫様になってしまった件について 4(Spoon/KADOKAWA)』などが売上を牽引しました。


との説明がある。【TVアニメ「ガイコツ書店員 本田さん」公式サイト SPECIAL】によると「店に到着した瞬間に店出し(書籍を陳列)する必要があるのが「書籍扱いコミック」」「発売日厳守なのが「雑誌扱いコミック」」とのこと。そういや「とんでもスキルで異世界放浪メシ 6」はアマゾンで注文したけど発売日以前に届いたよな、と。

......ってあれ? 9月はこれだけ伸びたのに、「鬼滅」はあまり影響していないのか。調べてみたら22巻は10月2日、最終巻の23巻は12月2日発売予定なので、10月と12月はまたコミックがスコーンと伸びそうではある。

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このページは、不破雷蔵が2020年10月 9日 07:07に書いた記事です。

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