広告手法の最近のブログ記事


先日掲載した博報堂の2020年6月分営業成績と、経産省での広告業動向の2020年5月分。いずれも目も当てられないほどの減退ぶりで、特に紙媒体の下げ幅は異様なほど。震災後の下落どころかリーマンショック後の下げ方以上の急落ぶり。

元々広告ってのは告知効果と集客効果の2つ(双方とも似たようなものだけど)が主なメリットなんだけど、新型コロナウイルス流行による経済の縮退と、それに伴い生じるであろう景況感の後退を合わせ考えるに、そもそも外出が自粛されているのだから告知しても意味がどれだけあるのかとか、集客しようとしても出てこれないじゃんとなれば、それじゃ無駄だから広告は止めとなるのも当然の話で。

物理的なアプローチがメインとなる媒体の方が下げ幅が大きいのも当然かな、というところ。それにしては博報堂での雑誌の7割減とか、経産省でも4割減ってのはちょっと異常。元々効果が薄いということがそれなりに分かってきていたので、これを機会にという感じなのかもしれない。


自分のウェブ上の利用性向も多分に影響しているのだろうけど、最近ウェブ上でウェブコミックの広告をよく目にするようになった。そしてその類の広告の性として、インパクトのある場面とコピーがフラッシュ的に展開されるような内容となっている。

「目に留めてもらわねば広告の意味は無い」という大原則に対して首を横に振るわけではないけど、どうも最近許容範囲的なものを超えているものが増えた気がする。具体例を挙げられないのは残念だけど、挙げると色々と問題が生じるので今回は封印しておくけど。

自分が知らない作品ならともかく、自分が読んだ、知っている、お気に入りの漫画で、顔をしかめてしまうものが出てくると、悲しさを覚えてしまうのも事実ではある。画像そのものは漫画のからのに違いはないのだけど、編集の仕方や使われているコピーを見て、「それは違うだろ」「作品の意図とか方向性とは別」「何その記者が内容も知らずにリリースだけ目を通していい加減に書いたような記事的な広告は」というツッコミをしたり、作品そのものの品性というか魅力を傷つけられたような気がして、かなりつらいものがある。悪質なまとめサイトと同じ手法。


昔からこの類の話は少なからずあったし、だからこそ「釣り」という言葉も存在するのだし、例えは同人誌の表紙詐欺なんてのはよく聞くネタ話ではあるのだけど。最近この類の話をよく見聞きするし、指摘も増えてきているので、ちょっと吐き出した形で。

確かに新聞などを手に取ってもらう、記事のヘッダーをクリックして読んでもらうためには、本旨とはまったく違う、せいぜいファールチップぐらいのものであっても、インパクトがあって強く関心を集めさせアプローチを得られるのなら方法論としては正解という話は理解できなくもない。広告論的なものとしてはその類の話はよくある。

ただその方法に誰も歯止めをかける人がいないものだから、それが当たり前、正攻法であるとの誤認が広まっている感は否めない。本文とは主旨を違えてもいいから、とにかくインパクトのある表記をすべしという手口が正当化され、編集部や出版社レベルでその方法論を勧める雰囲気がある...というか堂々とそれを主張している。けれど、そもそも記事題名の存在意義とは何か、ご存じだろうかというツッコミをしたい。第一記事題名もまた、記事の構成要素に他ならないではないか。そういうのを「羊頭狗肉」というのだし、それは決して褒められるものではない。

1986年の石丸電気のテレビCM

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ようやく入手したβのビデオデッキを使って実家から回収したテープをサルベージしていたら、突然画像が出なくなって頭を抱え、別ルートでクリーニングテープを調達して、それの到着待ちな状態でやきもきするのもアレなので、とりあえずデータを作れた部分をちらほらと見て、気になったCMを一つ試しに抽出しようというお話。1986年に大噴火を起こして住民が一時全員避難した、大島の災害の緊急番組でのCMなので、1986年のものだと思う。

秋葉原にあった家電店の一つ、石丸電気。そのテレビCM。出てくる商品が冷蔵庫や洗濯機、ポータブルCDプレイヤーはともかくとして、ビデオデッキとか小型のテレビとかハンディビデオとかビデオテープとかレーザーディスクとか、色々と時代を象徴するものばかりで、古さを実体験させてくれる。


先日ポストに投函されていた、某区議会議員の政策報告ちらし。普段はこの類のは一読した上ですぐにゴミ箱に捨ててしまうのがパターンなのだけど、今回はちょっと違う品質のものだったので紹介。

色々と問題が生じ得るので議員そのものは特定できないようにマスクをかけたけど、その部分以外はすべて新型コロナウイルスに関する公的サポートの内容一覧。制作した時点での情報という断りを入れた上で、シンプルに内容を説明し、問合せ先を記載している。チラシを受け取る層を想定し、基本は電話番号。さり気に、最後にQRコードで区役所のサイトのページに誘導しているけど。

この類のは非常に分かりやすいし、一覧にしてもらうと安心できる。新型コロナウイルス関連でこういうシンプルなお役立ち情報を呈してくれたのは、この議員のが初めて。

「あなたにオススメの記事」

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具体的な場所の言及は避けるけど、先日アクセスした某サービスの下の方にあった「あなたにオススメの記事」のカテゴライズ。内容があまりにもまとまりのないものだから、よく見てみたら全部が全部広告だったというオチ。

確かに広告にしても記事には違いないし、配信元にしてみればお勧めしたいから掲載しているのであって、それが広告だろうが一般記事だろうが知ったこっちゃないというのは道理ではあるのだけど。


以前もちらほらと触れていたけど、5ちゃんねるとか当方のサイト自身にもよく登場する、詐欺的内容のビビットアーミーの広告。あからさまなR18ではないのだけどそれと認識されてもおかしくないようなものも多々あるし、第一宣伝している対象物の内容を正しくアピールしていない。さらにそういう広告手法を太鼓持ちするかのような記事を法人系のサイトが紹介するという事態に至り、それってどうなんよという声が一気に噴き出てきた。

語られている内容にはほぼ同意できる。「面白ければ、クリックされるのなら、問題のある表現だったり誤認されるようなものだったりそもそも対象物の宣伝になってないけど別にいーじゃん」という開き直り感が強く感じられる。結局はこれも以前何度か言及したけど、グレーゾーンを濫用して食い逃げを図ろうとする手口に違いないんだよね。そして食い逃げした当事者以外の皆が損をするというパターンに終わることは容易に想像できる。

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