広告手法の最近のブログ記事


先日から急激に同じ方法論を用いる人が増えてタイムラインがその類のもので埋め尽くされるような時すら生じている、ツイッターで商業誌や法人サイトでの掲載漫画を、さもツイッター上での創作作品であるかのように掲載して、最後に「宣伝でした」的な形で宣伝をするスタイル。この方法の批評をすると「宣伝をするな」という反論が多々あるのだけど、その部分で認知のずれというか食い違いが生じているのは間違いない。

宣伝をするなってわけじゃない。むしろ大歓迎。けれど、方法論が間違っている。デパートの食品コーナーで試食品を通りがかりの人の口に強制的に突っ込んだり、配布した後に「実は有料です」といっているのとあまり変わらない。

宣伝なら宣伝であると、最初にちゃんと伝えてくれればそういうものに対する姿勢で読み進めて評価して判断できる。最初は単なる創作品のように披露して、最後に実は宣伝でしたっていうのは、悪い意味でのサプライズ。


ここ数日当方のツイッター上のタイムラインで話題に上っていると共に実物ももりもりやってきている、商業誌掲載・単行本化されている商用漫画の最初の話などの一話分を、さも創作の新規投稿などのようにもりもりスレッド式に流していき、最後に「実は単行本の話でしたー、これに載ってるから買ってね」話。ネット上で宣伝しちゃいけないのかという反論もあるけど、そういうわけじゃなくて、方法論として間違ってるよというのが当方の自論。

大体上記で指摘している点も同意ができたりする。リツイートされると直接ファンでは無い人のタイムラインにもサンプル的なものがもりっと流れてくるわけで。そして広報宣伝の視点でも色々とミスをしでかしているのに、それに気が付かずに、単によさげだからと猫も杓子も状態になっていたりする。


情報発信のハードルが低いツイッターでは特に起きるお話として。あまりにも容易に情報が発信できるものだから、自分の発信情報が近所やせいぜい同じ市町村ぐらいにしか頒布されていないだろうという認識(深層部分の場合もある)で、情報の公知を行うケースが多々見られる。それ、あなたの近所の人は分かるだろうけど、それ以外の人はどこだか分からんよ、それなのに幅広いところに知って欲しいとか、どういうことよ、という感じ。無論、幅広く知ってもらう必要は無いってのなら話は別だけど。書いている人本人には常識かもしれないけど、それを知らない人だってたくさんいるし、そういう人にこそ知って欲しい情報だと思うのだよね。

例えば当方の知っている遊園地・としまえんについて、としまえんに来て欲しいと思った時に「としまえんに来てね」とだけ書いても、としまえんが東京都の練馬区にあるということを知っている人で無ければ、場所の想像はできない。埼玉県にあるかもしれないし、大阪府にあるかもしれない。

もちろん興味がばりばりある人は名前などの条件から検索して、としまえんが東京都の練馬区にあることを探し当てるけど、そこまで興味が無い人とか、検索が不得手な人は、そのステップを踏まずにさようならモードになる。せっかくきっかけを得られた人が回れ右をしてしまう、勿体ないお話。


先日の【ツイッター上への漫画のお試し版の展開傾向】の補足というか続編的なお話。いくつかいただいた話によると、他でやっていたのがよさげなので自分もやってみたというケースと、編集なり出版社側からやってみてよというアプローチを受けたのでというケースがあるようで、明らかに類似パターンでの投稿が増えている。見た目にアピールの場が増えるし、一部では実態として効果が表れているってのもあるからなんだろう。まるで新しいタイプの広告が登場したり、ブログという仕組みが世に広まり始めた時のような動きではある。

けれど気になるというかもやもやとする点もあるのは否定しない。それが引用した点。単なる投稿漫画のように見せかけて掲載をはじめ、スレッドを通して最後まで見たら「単行本の宣伝でした~続きは買ってね」というオチがあったりする。テレビ番組でのドキュメンタリーかと思っていたら宣伝の番組でしたって時のがっかり感が連荘されるのは、さすがにメンタルに堪える。

単なる創作投稿でもアカウント、書き手の宣伝となりうるのだから区切りをどうするのかは問題になるのだけど、単行本からの抽出が明確化されている場合、創作投稿とか新たに描きました的なフレーズでアップを始めるというだまし討ち的な表記では無く、【広告】【宣伝】といった表記があると嬉しい。タイアップ記事をウェブに掲載する時のルールと同じ考え。


そういやちょいと前にこの商品の販売が始まったとかいう話がちらほら出てたなあ、というのを思い返しながら、本当に買った人がいたんだという率直なチャレンジャー精神への評価と、羨ましさが入り混じり状態。コンセプトとしてはさほど難しいものではないけど、他人から見たらどういう風に液晶部分が見えるのかなとか、動いている状態でよく見えるようになっているのかなという、表示技術部分での気になるところが炸裂状態。

なんか似たようなアイテムは以前もあったような気がするし、日本でも使っていた記憶もあるのだけど、これっていわば動く電光掲示板だから、動く広告塔として活用すると面白いことが出来そうだよね。もちろん、人通りの少ない所でやっても意味は薄いけど。逆にいうと夜の繁華街とかだと効果が高そう。

ターゲティング広告の難点

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ターゲティング広告というのはアクセスをしている人の行動履歴(例えばサイトの閲覧履歴とか該当する特定サイト内の巡回形跡)を基に、適切だと思われる広告の表示優先順位を上げて、いかにも需要にあったような広告表示をさせるという仕組み。カレーの検索ばかりをしていると、広告にはカレーショップやらカレーの通販のが出て来るとか、練馬区界隈のチェックをしていると、練馬区の不動産の話が次々出て来るとか、そういうもの。

その広告配信の仕組みってのは、広告代理店毎に違いがあって、当然ロジックの中身とかパラメータは別のもの。同じ日本語を話す人でも口調やらイントネーションやらボキャブラリは別物だよってのと同じ。また、ロジックが同じでも用意されている広告によって結果は結構変わってくる。

で、単純にパラメータのリンクで考えるタイプの広告だと、今件のようにおかしな話が出てきたりする。確かに成田のそばでのホテルをチェックしてはいるけど、予約したばかりなのに他のホテルの推挙をしてくるのはどういうことだ、お腹いっぱいの所にさらに料理を出してくるようなものだし、薦められたホテルの条件が予約したものよりよいものだと、かえって残念感が沸き上がってしまう。


流行る...というか手法の一つとして確立されつつある気がするけど、特にコミック系の作家先生が自作の認知を広めるため、作品の頭部分を投稿漫画であるかのようにツイッターのタイムライン上に流していくという方法がある。特に同人作家の人とかウェブコミックに多いかな。

ツイッターの画面添付は1ツイートに付き4枚までなので色々と工夫が必要だけど、確かに最初は普通の投稿漫画かなと思ってみていたら、最後に「こんな感じの作品です、続きは買ってね」とか「どこそこで連載しています、続きはこちらで」的なパターンってのがある。

で、このような手法を行うのは、ひとえにその作品の認知度を高めるため。気付かせるルートの一つとしてツイッターを選んだまでの話。その観点ではゼロでは無いのは間違いない。

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