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仏像に限らずお守りの類は、それそのものが神秘的パワーを有して持ち主を守ってくれる......というよりは、その持ち物を有することでそれが秘めている意味、教えを目に留めるたびに思い返すことで、戒めとか注意喚起になるってのが、真のパワーだったりする。

しかしそれを忘れてしまうと、RPGの無敵アイテムのように「これを持っていれば何をやっても大丈夫」的な安心感を覚えてしまう。今件もそのような話で、タイにおいて仏像をおけば事故は防げるという浅はかな考えを持つ人が多く、その実情を嘆いた高僧が構想したアイテムのお話。

仏像の中にGPSとスピード感知器を内蔵し、さらにスピードに応じて高僧の教えが音声出力されるというもの。スピードが上がるほど高僧の教えも厳しく、スピードを落とすようにと強い口調の話となる。


実のところは当事者に聞いてみないと分からないし、聞いても教えてくれないだろし、多種多様な意見はあるのだろうし、さらには当事者自身も認識を言葉にまとめることが難しいのかもしれないけど。多分にこのような仮説を立てると筋道が通るというか理解納得ができてしまうお話を。

一部報道機関やジャーナリスト、知識人な方々がいまだに「テロ等準備罪」を「共謀罪」と呼ぶ理由は、文字数が少なくて済むという話こそ道理は通るものの大義名分程度のものでしかなく、イメージ戦略の上での都合が多分なのだろうな、と。すでに「共謀罪」なる言い回しで色々な印象付けをしているので、そこから別の名前に同じような印象付けをさせるのは効率が悪いし、かつての「共謀罪」とごちゃごちゃになってぼやけてしまう。ならばすでに刻んだ印象はとことん使い倒さねば、ということになる。

このような、名詞の呪詛化のスタイルは、オスプレイや原発、普天間とパターンが同じ。一種の呪文みたいなものだな。この呪文を唱えればこわい、避けたい、反対したいという刷り込みができているのに、また一からやり直しは面倒くさい。それが事実に反していても、核心的利益にかなうのならば、それを押し通そう、的な。


いったい何を言ってるのか分からないかもしれないが、当方もよく分からない的な衝撃を受けたのが、先日ポストに投函されていたヤクルトの宣伝パンフレット。内容はといえばありがちなヤクルトの効用なんだけど、使われているイラストに既視感。あ、これいらすとやさんだ。

無論、普段から無料で公開されているイラストではなく、ヤクルト側がオーダーした形で改めて描かれたものだろうけど、このタッチは間違いない。親近感ありまくり。ついつい目を留めてしまう......という点では成功なのだろう。

出版取次会社「トーハン」(東京)が、週刊新潮(新潮社)の中づり広告をライバル誌である週刊文春(文芸春秋)側に渡していたことが、トーハンへの取材でわかった。中づり広告は、発売される週刊誌の掲載内容を一覧で示したもの。同社は「他社に関する情報なので配慮すべきだった」として、今後は取りやめることを検討している。


中づり広告は、鉄道車両内に掲示されるほか、トーハンなどを通じて全国の書店にも配布される。


印刷所や取次会社は複数の会社が利用するものであるけれど、そこでやり取りされる物品に関しては中立公正に取り扱われ、それぞれの所有者以外には提供されないのが原則というか信義則となっている。預金残高を他の人が勝手に見たり、戸籍謄本を第三者が自在に閲覧したり、ある会社から受け取った郵便物を他の会社がのぞき見するようなもの。

説明では「秘密保持の規定がなく、仕入れ部数交渉のための販促資料という認識だった」とのことだけど、見方を変えるとトーハンにはその類の規定が無いほど、情報管理が雑だったということになる。また、規定が無くてもそれは正しいことなのか否か、ツッコミが入る類の行動なのか否か、判断ができなかったということになるのだろう。反転可能性テストの類はしたのだろうか。また、トーハン側からのアプローチがきっかけなのか、それとも文春側が求めてきたから始まったのか、その辺りも気になる。

「ラッパのマークの正露丸」でおなじみの大幸薬品株式会社が、世界初の製薬会社による音楽レーベル「SEIROGAN UTILITY RECORDS」を立ち上げた。


「SEIROGAN UTILITY RECORDS」とは、お腹のトラブルの原因となる精神的プレッシャーを跳ね除け、音楽の力で「自身の能力を最大限発揮してほしい」というセイロガンの思いから生まれた音楽レーベル。


ニュースを最初に見た時には何か怪しい宗教にでも取りつかれたのかなとかなり不安になったけれど実のところはそうでは無く、企業ブランドの確立と底上げ、CI的な活動の一環としてのものらしい。調べてみると大幸薬品は以前からこの類のアクションを色々起こしていて、今回のレーベル立ち上げも既定路線みたいなもの。

それにしても動画の長さがすべて6分32秒ってのを「お腹のトラブルで失われる平均時間だから」ってことからつなげたのは興味深い。しかしこの時間、どうやって平均値算出のデータを取得したのだろう。自由時間形式のアンケートでもとったのかな。


猫は多くの人に愛される対象なので、その魅力を用いてマーケティングを成す方法をキャットマーケティングと呼ぶ......的な話は何度かしている。実際、猫を広告素材に使う手法は数多く見受けられるし、猫だけでなく人の代わりに動物に語らせる方法も珍しくは無い。

ただその方法も良かれあしかれで、踏み入れてはいけない領域ってのがある。明確な線引きは難しいのだけど、これはやっちゃいけないエリアのものだというのが分かるのが、今件の話。

ふたば掲示板とか2ちゃんねるでのネタ話程度ならまだ許容される、かもしれないけどそれを集団がこのような形で政治利用するってのは、いかがなものだろうか。


今件は指摘がされ始めた頃に該当CMを確認したのだけど、分かる人には非常にリスキーなアクションをテレビでさも普通のように流しているのはマズいよなと理解できるのだけど、そうでない人には普通の情景として以上の認識は無いのもまた事実。でも実は、その「普通の情景」として受け止められてしまうこと自体が非常にデンジャーな次第。そのような認識をした人が、同じような情景にリアルで遭遇した際に、「特に問題なくやってたよな」との視聴経験から、同一行動をとる可能性は否定できない。


例えば某国営放送は企業の宣伝にならないようにクレジットを極力外した上で商品を映すとか、ある会社がスポンサーのドラマではその競合他社の商品やブランドは使わないようにするとか。個人で楽しむのならともかく、宣伝目的で創られたコンテンツとか、何らかの形で支援を受けた上で構築されているものは、その辺りの配慮が必要になる。吉野家のCMに松屋の建物が映っていたりとか、ソフトバンク一社が提供する番組でドコモのスマホが使われていたりとか俳優がauの宣伝シャツを着ていたりとか、好ましいとは思えない。

で、記事を書く時にも宣伝的なもの、要はタイアップ記事なら当然、そうでない時にも比較検証記事の類でない限り、その辺の配慮はそれなりに行うことになる。宣伝行為ではないのだから別にいいじゃん、と思うかもしれないけど、紹介や評価記事にしても、他の有名どころの話が入ってくると、それがノイズとなり、記事の体裁としてもよろしくないものが出来上がってしまう。

その辺は書き手、作り手が評価対象となるサービスや商品の作り手側だとしたらどのように思うだろうかと考えれば、やってよいことか否かはすぐに理解できるはずなのだけど。繰り返しになるけど、個人で楽しむ分には何の問題も無い。けど、商業的なあれこれが少しでも絡んでくるのなら、気にした方がずっと良い。


数十万人ものフォロワーを持つ「3月のライオン」の作者羽海野チカ先生でも、ツイッターで宣伝し続けても効果が薄い云々という話をしているのを見るに、力を持つということと、それを有効に使いこなせるのは別の問題なのだなあという実態をつくづくと感じさせる。

ツイッターは使っている人には役に立つツールに違いないけど、すべての利用者が同じような使い方をしているとは限らないし、また日本人すべてがツイッターを使っているわけでもない。届いてほしい相手がツールを使っていなければ、届くはずはない。日本語を知らない人に日本語で話しかけても意思伝達はできないってこと。これはツイッターに限らず、すべての情報伝達・意思疎通ツールに言える話。

また、ツイッターに限っても、色々と特性があるので、それを認識した上で上手に使いこなす必要がある。羽海野先生はすでにやっているようだけど、アカウント名にどうしても伝えたいことを書き記して置いたり、自分のツイートのトップに固定する形でイベントの詳細や解説ページへのリンクをしておいたり。また、壁紙にも告知したい内容を記しておくとよりベター(これはウザいとの指摘もあるので何か別の、個性的なものでもいいんだけど)。

Photoshopなどのソフトウェアを手掛けるアドビが、予想外のコラボを実施中です。サイトをひらくと、トップページでいきなり福本伸行さんの漫画「カイジ」に出てきた利根川幸雄(トネガワ)が黒服たちとともにドーンとお出迎え。開いた瞬間にざわ......とさせてくれます。

ツイッター上のツイートで目に留まり確認したところ単なるネタやコラでは無くてざわ・・・ざわ・・・してしまった話。一コーナーとして独立したものとか特設ページならともかく、アドビがトップページでこれをやるとは普通は想像できないよなあ、的な。

「カイジ」そのものではなくそのスピンオフ作品「中間管理録トネガワ」とのコラボってのも、色々とアドビは分かっている感は強い。ネタとして絡ませやすいってのもあるのだろうけど、同時に読者層とサービス利用層の年齢階層が多分にだぶっているという読みもあるんだろうな。

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