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出版社のコンプラとアレな広告と

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ウェブ広告やアプリ上の掲載広告の類は、大きく分けると「掲載側が直貼りする固定広告」「代理店経由で自動配信される広告」の2種類。前者は自社広の場合が多いし、滅多に採れるわけでは無いし、管理が面倒くさいので、大体は後者になる。そして代理店経由の広告の場合、ある程度パラメータやら選択肢で選り分けはできるけど、全部を事細かに、リアルタイムに精査することは不可能。そして見た目であれこれ考えるのは色々と問題が生じてくる。感性の違いってのもあるし、表現の自由が云々という話も出てきてしまう。

結局、特にスマホアプリとかでアレな広告とかエッチくさい広告が出てきたとしても、それは多分に出版社側の責では無いような気がするし(ケースバイケース)、もしそうだったとしてもそれは昔からの話なので、コンプラが悪くなったとかいうものでも無く、場所がデジタルに移ったまでの話。


さすがに直接的にこんな感じの表現は減ってきたような気がするけど、それでもニュアンス的にそう解釈できる風邪薬や体調不良時の薬のCMは多い。栄養剤というかドーピング的なドリンクにも似たようなものがあるけど、慣れてしまったからなのか、あまり気にもならない...けど、よく考えると怖い話ではある。

身体の不調ってのは結局のところ、身体が発する危険信号に他ならない。風邪薬は果たして、その危険信号を適切に解釈して対応する薬となっているのだろうか。それこそ未来の薬のように、ぷすんと気化した薬品を打ち込めば瞬時に問題となっていた部位の病症が改善されるようなものではないのだから、飲んでよくなったような錯覚を覚えたからといって、普段の行動を継続しろってのはムリがある。自動車でトラブルアラートが発せられているのに、その部分のライトをガムテで見えないようにして「何も映ってません」として走り続けるようなモノ。あるいは警報が鳴っているビルで「うるさいから切りました」的な。

AGEの信ぴょう性そのもはさておき。豚肉云々の一次資料は Advanced Glycation End Products in Foods and a Practical Guide to Their Reduction in the Diet www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3704564/ 。実際にはベーコン2切れを電子レンジで3分なら9023kU、豚肉の切り身をフライパンで7分なら4752kUとあり、比較対象そのものが別物です。記事の信ぴょう性自身が疑われます。


また冒頭にもある通り今記事は同社ムックの宣伝記事です。大元の文春オンラインでは最後に出典ムックの購入リンクと宣伝コピーが堂々と掲載されています


ツイッターのタイムライン上で指摘があり、元資料を確認してその指摘通りだということで、覚え書きも兼ねてコメントし、そのコメントを引用したのだけど。構造的には文春がアレな健康系のムックを出し、そのムックの宣伝記事を多分にムックからの引用で書き手に語らせる形で作り上げ、それがポータルサイトに一般記事として転載されたという構図。

アレでナニな内容のムックを出すことは百歩譲って表現の自由云々という話があるから許されるにしても。その内容をほとんど転記の形で宣伝記事に仕立て上げ(指摘もしているけど原典の文春オンラインでは記事文末に購入リンクと、宣伝のコピーが堂々と掲載されている)、それをポータルサイトに転送して普通の記事のように読ませる。内容的にもアレなものが一般の報道記事の信ぴょう性であるかのような表示がされるし、第一これは記事云々というより宣伝記事なのだから、ステルスマーケティングとどれほどの違いがあるのか。

色々と問題がある気がする。というか、自社ムックの事実上の宣伝をポータルにさせているのと同じだよな、これ。少し前に「うちの媒体はポータルに転送されるから宣伝効果抜群なので云々」ってことで、高い広告料を取っていた場所が大きな問題になったけど、それと同じ構造だよな。


社会に物申すというか反社的な人達がよく使う手法の一つとして、自分が気に入らないサイトに怪しげな広告とかR18的に見える広告が出ているのを指して「こんな広告を出しているなんてけしくりからん」とツッコミを入れるケースがある。でもそれって閲覧しているあなた自身の普段の行動が反映されているから、「自分はこんな属性のサイトを見まくっていたり検索しているんだよ」という実情を第三者に暴露しているのと同じだよ、ということになる。

当方もここ数か月は冠婚葬祭のサービスの広告ばかり出ていたし、最近は買取系の広告が繰り返し表示される。そういう系統のページを多数見ていたり、検索ワードで使っていたからなのだな。

短く読みやすい告知文の作り方

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文章は長い方が適切に、正しく物事を伝えられやすくはなるけど、長くなればなるほど読んで理解するハードルは高くなる。理解度合いにはどうしても限界があるけど、概念を認識してもらうため、まずはとにかく注意を引き寄せるためには、短い文章の方が適している。ヤフーでのニュースタイトルが13文字とか、新聞や看板におけるキャッチコピーの話とかが連なっているお話。

で、そういう観点ではツイッターってのはダイナミック適しているよね、というのか個人的な感想で、それに連なる形でこういうことを意識するとぱっと見で読まれる、理解されやすい、つまり文章としての価値があがるというもの。

無論これがすべてで他はダメとか、これが絶対であるというわけではないけど。さらにはあえて逆手を用いるという発想もあるけど。基本としては大体あってるという感じではある。


先日出回り先で見かけた、ちょいと気になる立ち看板。ぱっと見はブレーメンの音楽隊のアレなんだけど、よく見ると構成されている動物がちょっと違う。下から牛、豚、そして鶏......ってああ、これ、食用のお肉の並びじゃないか。お店の名前もよく見ると、ブッチャーズバー。お肉屋さんのバーということで、なるほど何となく納得。

後で調べてみたら、お肉屋さんが直営するダイニングバーで、お肉料理がメインとのこと。それならこの看板のデザインも納得できるというもの。シンプルだけど、なかなかイケてる、センスあるものだよね。

昨今、Impress Watchのページを表示したときに、「おめでとうございます! Googleをお使いのあなた! <製品名>の当選者に選ばれました。OKをクリックして景品をお受け取りください」といったポップアップが表示されることがあります。これらは、弊社ならびにGoogle社が関与しているものではなく、広告ネットワークを通じて表示されていると思われる当選詐欺です。

先日もちょいと触れた、グーグルを偽装したプレゼント当選云々の偽広告。データを入力してしまうと、そのデータを盗取されてはいオシマイというもの。インターネットをあまり使いこなしていない人とか高齢者とか人のいい人だと、こういうのにもだまされてしまうかもしれない。

当方も先日トゥギャッターやtenki.jpをアクセスしていた時にこの広告に遭遇したので、相変わらずこのスットコトラップは継続中らしい。これって、

・画面上に出ていなくてもページに掲載されていれば(つまりスクロールした先にあれば)自動的に転送されるので、犯人広告の尻尾がつかみにくい

・一度転送されるとしばらくは出てこない仕組みを取っているらしく、リロードしても再現は不可能に近い


この2点で面倒なんだよね。以前紹介した「これかな」って広告は、たまたま目をつけていたからキャプチャに成功したのだけど。

また「広告ネットワーク」ってのは例えばグーグルだったらグーグルそのものへの出稿ではなく、他の広告代理店への出稿広告なんだけど、その代理店がグーグルと提携して、間接的にグーグルから配信されてしまうというもの。こういうことをやられると、その代理店全体をパージしなきゃならなくなる。面倒くさいったらありゃしない。

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