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経済系のゲーム、シミュレーションをプレイした人ならすぐにピンとくる話。消費税は一律に課税するのが大前提の仕組みの税金で、増税すれば当然あらゆる方面でネガティブな影響が生じるようになる。重税で喜ぶ消費者などいやしない(マゾな人位)。消費を喚起させ経済を活性化させるのには、足かせを無くす必要がある。過熱化したら冷や水を投入すればよく、その一つが税率のアップでもある。

指摘されている通り、不景気ならば好景気になるように税率を下げ、好景気過ぎて過熱化したらブレーキをかけるようにすればよい。現状ではその辺の調整のための判断が曖昧で、さらには税率を下げるという選択肢が存在しないことになっている。それじゃいつまで経ってもスピードは落ちるばかり。アクセルの無い、ブレーキだけの自動車ってことになる。んなバカな。でもそれが現実。


コンビニの月次業界業績では常に店舗数はプラス2%で推移しているし、コンビニのオーナー募集云々ってのはいつも店内で見かけるし、社会基盤となりつつあるコンビニがどんどん侵食していって、某横浜駅のようになっている感はあるのだけど。確かに指摘されてみると、フランチャイズってのは儲けが出るビジネスにおける、投げられる側にあるのではないかなあ、という気がする。言葉は悪いけどねずみ講......うーん、やっぱり表現が悪い。タイトルにもあるような、金山での採掘で一番儲けたのはズボンを作ったメーカーとか金山掘りの道具を提供したところ、みたいな。

夏真っ盛りのはずなのに、今年の8月は北日本・東日本太平洋側でくもりや雨の日が多く、平均気温も北日本を中心に低い日が多くなっています。大手コンビニでは夏向け商品が伸び悩む一方、早くも中華まんなどの季節外れの温かい商品が売れています。

【日照不足を実感する今日この頃】にも挙げたけど、本来猛暑となるはずだった今年の夏は、オホーツク海高気圧のハッスルぶりと太平洋高気圧やチベット高気圧のがんばりが弱く(偏西風の影響が強いとの話)、北日本・東日本が異様な低温状態となっている。実際、もっとも暑くなるであろう8月の上旬から中旬にかけて、雨が降ったり曇ったりと、梅雨が遅刻して居座っているような感じ。

で、小売業やレジャー方面は結構大きなマイナス影響が出ているし、今後の作物の動向が気になるところではあるのだけど、一方で中華まんやおでんがよく売れているとのこと。記事内部では具体的な数量まではさすがに無いけど、前年同期比による値が出ている。数割増しならともかく、2倍とか3倍とかっていうのは、かなり異様なレベル。それだけ平年と比べて気温が低いのだな、と。下手すると1993年の冷夏によるコメ不足的なものも生じえるのかなあ、と。

日照不足を実感する今日この頃

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先日もちらりと触れたし、確か数年前も日照不足が騒がれて統計データを本家サイトの記事としてしばらく更新掲載してたっけ......ということを思い返せるような、ここしばらくの関東地方での天候不順。夏のピークの時にこのような曇り空や雨模様だと、暑さでへたばらなくて済む分にはありがたいし、水不足の心配もないのは良い事ではあるのだけど、農作物の不作とか小売りの不調とかが気になるところ。

ちなみに1993年の冷夏の際に生じた米不足に絡んで株価動向を調べ、同様の銘柄を精査したら、すでに値が上がり始めていたので手を付けるのは断念。この類のは動機づく前に仕込まないとやけどをするのだ。

で、今回の日照不足は説明の通り、複数の要因によるもの。沖縄・奄美地方は平年と比べてかえって高い温度が記録されているけど、北日本・東日本はオホーツク海高気圧で無茶強くてこれが影響して天候不順と低温となっているとのこと。

下手すると来週いっぱいぐらいは似たような天候になるのかなあ、と。コンビニの中華まんとかおでんは平年よりもたくさん売れるような気がする。


物事の需要と供給は表裏一体で、どちらかが不足すればどちらかが余ることになる。過剰な偏向は全体のゆがみを生じさせるけど、いずれか一方にある程度偏っていた方が、多数の人にとって、全体においては健全であることも多々ある。

人手不足の話もしかり。景況感の回復、労働市場の活性化などを受けて、これまでのデフレ経済下での雇用する側の圧倒的な優勢感ってのが崩れている。それでもこれまで通りの姿勢で通そうとすると、当然求職者は集まって来ないので、人手が足りなくなる。まぁそこで、あくまでも求人の条件を変えずに既存の人材をこき使うのか、賃金アップや就業者の労働環境の整備をするのか、もっと安上がりな労働力(つまり機械)にシフトするのかは、それぞれの企業や業態によりけりなんだけど。

労働環境の整備改善をして求人効率を良くしようとすると、当然コストが上乗せされるから、商品価格を上げる必要がある。これは経済がぐるりと回っている証拠。商品価格がアップするのは購入側にはネガティブに思えるけど、このような事情があるのなら悪い話ではない。直接自分に見える形で返ってくるのではないから、「自分には関係ない」と反発する向きもあるだろうけど。


先日、誰もが知っている大手企業のトップが「消費税増税で将来不安解消」なる話をインタビューで成していたのを目に留め、エアリプ...というかまとめ書き的なツッコミを。

よく考えてみれば今現在ですでに消費税率は8%。そこから2%引き上げて、一気に語られている将来不安が解決するのだろうか。これまでの8%でその不安ってのは全然解消されてなかったのだろうか。その辺りを考えると、結局は15%だろうと20%だろうと、設定されている不安なるものが解消されるとの認識が完全なものになるまで、大義名分は振りかざされ続けるのだろうなあ、と。

「消費税増税で将来不安解消」を語る企業家の方々は、「ならば自社製品は消費税特別措置で2倍に課税してください。将来不安を解消するために」と語らねばならないのだよね、隗より始めよという言葉もあるし。実際には新聞業界のように、むしろ逆に「自分達には軽減税率を適用せよ」とのたまうのがオチなのだろうけど。

第一、消費税で将来不安が解消されて消費拡大などという話が事実なら、消費税に絡んだ数々の調査結果でネガティブな話は出てこないはずなのだけど。どこの世界で「増税したら消費拡大」などという前例があったのか。可処分所得がそれだけ減るのだから、消費は減退するのが当たり前。

この辺りの話を見ると、特別攻撃隊を送り出した、あの当時の雰囲気というか図式に似ているような気もするのだよね。なんだかよく分からない正当性を振りかざして、非論理的な行為がドヤ顔で押し出される。


某所でちょいと話題に登っていた話で、いざ自分でまとめてみたら結構シンプルにできたよ、ということで。細かいことを挙げたらきりがないのだけど、大体これらのキーワード「緊縮財政」「財政規律」「消費税による社会保障の安心感で消費拡大」「国の借金」を肯定的に語るようであれば、その人は信ぴょう性の低い、信頼に値しないとしてばっさりと切り捨てて構わない。それだけでアウト判定をするのはキツすぎやしないかとの意見もあるだろうけど、多様な情報があっていちいち精査をするのにはリソースが足りない今日この頃では、これぐらいのざっくり感でかまわない。それぐらいこれらのワードは致命的。先の時事通信の話【「国の借金1078兆円=1人当たり851万円」とのタイトルで配信をする時事通信社】が良い例。

人手不足の中身とその実情と

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これは景気ウォッチャーに関する記事でも繰り返し言及しているけど、「人手不足」という言葉には色々な意味が内包されており、イメージだけで振り回されちゃいけないってのが実情。人手不足が生じているってことは、ミスマッチの問題も多分にあるけど、少なくとも失業率は改善していることになる。人余りがさほど生じていない、人材の募集が多々あり、仕事につきたいけど仕事が無くて頭を抱えているケースが少なくなっている。

で、人手不足が生じていて、それでも失業率がゼロでない、失業者が一定数いる場合、何が問題なのか。できること・できないこと・したいことのミスマッチとか、技術面での問題とか、場所の兼ね合わせとか、色々とあるけど、その要素の一つが労働環境。

財務省は10日、国債と借入金などの残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1078兆9664億円になったと発表した。3月末時点から7兆4070億円増え、過去最高を更新した。7月1日時点の人口推計(1億2675万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約851万円になる。

財務省から四半期単位で更新発表される「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」が出てくるたびに、この類のコメントをしなきゃならないのは、何度万引きでつかまって怒られても、こりずに万引きし続ける悪ガキへのツッコミをするようで、非常にナニな感じではあるのだけど。

国債の発行額は国の借金でなければ、国民一人当たりで計算するのもおかしな話。そのような表現は確かに分かりやすいかもしれないけど、正しくない。

コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は10日、加盟店のオーナーや従業員向けに保育園を2カ所開設すると発表した。人手不足が深刻化する中、今後の担い手として期待される主婦層を中心に働きやすい環境を整え、加盟店支援を拡充する。野田静真取締役は「待機児童問題解消の一助になれば」と話した。


コンビニは日本中のあちこちに開設されていて、今や昔の雑貨屋のように総合的な生活支援拠点となりつつあるのだから、そこを生活根拠地的な概念でとらえて、色々なものをくっつけていけばいいよね、という考えは誰でもしているはず。鉄道駅とかと似たような感じ。

で、そのコンビニと保育園を連動化させよう......というか、コンビニの従業員向け(「正社員」とは書いていないのでパートでもOKなんだよね、これ?)に保育園を新設しようという話。まだ一部の場所に限定されているけど、話としては面白い。保育園が整備されているのなら子供の預け場所に不安はなくなるから、安心してパートができるってことになるので、該当コンビニでの求人の心配はかなり減る。いや、むしろ応募殺到するかもしれない。一応「定員の一部は地域住民にも割り当てる」とはあるけど、コンビニの従業員向けとして作ったので、そちらが優先されるのはいうまでもない話だし。

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