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言葉の意味は時代と共に自然に、あるいは特定の意思によって意図的に変わっていくもの。「ずるい」という言葉にもそれを感じ取ることができる。自分が無いもの、無い状態な時に、他人がそれを有していた場合、単にうらやましいとの心境であるにも関わらず、「ずるい」という言い回しを使ってしまう。

「ずるい」というのは「ずるをした結果としてそれを得たので、それは良くないことだ」であり、さらに「その結果は不当なものだから返還すべきだ」さらには「その結果は本来自分が得ていたかもしれないものだから、それを横取りしたようなもの。なのでそれを自分に寄越せ」的な意味合いすら有している。

不正・不当で無い、単純な他人の成果をなぜ「ずるい」とするのだろうか。


同じ言語帯にある人、同一言語を認識している人なら、会話ができれば「話せばわかる」とする誤解がある。たとえ言葉が違っても、翻訳者がいれば、翻訳機器があれば、ある程度意思疎通はできるはずだ。そんなことを思ってしまいがちだけど、それは残念ながら誤認でしかない。

言葉は通じる、意思を表すことはできる。でも話を理解して納得してもらえる、語っている内容を理解してもらえるとは限らない。

これってちょいと例を考えればすぐに分かるのだけど、例えば江戸時代の人が現在に来たらどうだろうか。言葉は通じるだろう。でも単語単語で知らないものが色々と出てくるし、社会風俗や常識の違いが多々あり、言っている事は分かる部分もあるのだけど、理解ができない、常識が違ってなんだか分からないってことが多分に生じてくるハズ。

以前何度か例に出した、最近では10年も経つと世代間ギャップが生じて言葉が伝わりにくくなるっていう話があるけど(「テレビのダイヤルを回す」とか「記録のアイコンのマーク」とか)、それが大きなスパンで生じている感じ。翻訳機を持つ宇宙人との会話にイメージは近いかも。


バスの中で騒いだ時に「運転手さんに怒られるから」、おもちゃ売り場でヤンチャをした時に「店員さんに怒られるから」という叱り方をしてはいけない......的な話は以前取り上げた記憶があるのだけど。今件もまさにそんな感じの話。

他人に何かネガティブなことをされるからその行動をしてはいけない、としつけると、しつけられた側は「なぜその行為をしてはいけないのか」の根本的理由が理解できないままとなる。それどころか「それならばネガティブなことをされる人に気が付かれないようにやってしまえばいいのか」と斜め上的な解釈をしてしまう。そうではなく、その行為が自分にも他人にも悪影響を及ぼす、わざわいとなりうるから止めなさいと諭さないと、本当の意味でのしつけ、教育にはならない。

おやつを好きなだけ食べようとする子供に「今日のおやつはケーキ1個だけ」とするのは、「ケーキは一度に1個まで」というルールがあるからというのが直接の理由ではあるのだけど、そのルールが存在する意味として「2個以上食べると食べ過ぎでお腹を壊す」「お腹がいっぱいになって夕食を食べられなくなる」「栄養の摂りすぎで太る」などがあるってのを教えなきゃいけないという感じ。

ましてや行為を留めさせる責任を、第三者に放り投げてはいけない。注射や怖いおじさんを持ち出して、棍棒代わりにしてはいけない。


以前も語り手側の心の中で認識していることをぼんやりとした形で言葉にするのではなく、第三者にも明確に分かる表現で命じ無いと、何をしてよいのか分からないことって多いよね的な話をした記憶があるけど、それに近いお話。今件もケースバイケースで、すべての場合に当てはまるのではなく、こういう考え方もあるよ、だから覚えておくと類似ケースに遭遇した際に役立つよ、という意味で。

先日から子供連れのお客が飲食店で子供のヤンチャぶりを制止しない云々の話がちらほらと出ている。飲食店での経験はないけど、小売店では当方も多分に目撃し、今回指摘されているような、保護者の放置ぶりやら無責任ぶりも少なからず目撃している。あれっていくつかの可能性があって「子供のいたずらを確認できていない」「子供のいたずらを悪いことと認識していない(当たり前のことだから無問題、これくらいお店側は許容してくれるはずとか)」「子供のいたずらを悪いことと認識しているのだけど、黙っていればバックレられる。正直に話して弁償させられたら損だ」などなどが考えられる。ひとつ目以外の可能性は困った話だけど、それは無いとも言い切れないんだな、これが。


取材絡みでツライのは、ひとえにテープ起こし。取材先の動画をそのまま流すだけならともかく、内容を掌握して文章にまとめ、解説や補完情報を加えて記事として展開し、さらに記録として残すためには、その場でのやり取りを記録した音声・動画データの起こし(文章化)が欠かせない。

しかしこれがかなり面倒くさい。ちょいと再生してその内容を書き、また再生して書きの繰り返し。同音異義語への注意とか、聞きなれない言葉への精査とか、録音されている時間の数倍はゆうにかかる。しかも精神もすりつぶされるのだな、これが。同時通訳ぐらいの疲労が生じる。

で、将来的にはその労苦が随分と改称されそうな話が入ってきた。いや、結構前から可能性はあったのだろうけど。マイクロソフトのVideo Indexerが結構よい仕事をしてくれそうだし、これならあと数年でがっつりと放り投げても良いレベル、例えがアレだけど、今のグーグル翻訳ぐらいに頼れて、将来にも期待がかかるのかなあ、という感じ。

イジメの本質と報道界隈の姿勢

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松岡氏のネタは機会がある度にインターネット上に持ち上がるけど、当方自身も今では苦々しい想いをしながらそれを目に留めるようになっている。本人がイヤだと言っている以上、それは慎むべきことに違いない。たとえウケがよくとも、面白いネタであったとしても。

指摘されている通り、いじめの本質って(すべてがすべてではないけど)この部分にあると思う。以前記事にもしたけど「今日のプリウス」ネタも同じ事。


ケースバイケースではあるし、すべてがすべてこのような状況とは限らないけど。当方自身も経験があり地団駄を踏んだことも多々あるし、似たような話も多分に聞いているので、同じような経験をしたり聞いたことがある人は結構いるのだろうなあ、というお話。

ハプニングとかアクシデントが生じたとき、それを適切に対処すれば当然評価される。それはそれでよい話ではあるのだけど、そのようなトラブルが生じないように日々精査検証対応をしている行動は、得てして評価されないどころか、見てももらえない。ドラえもんでジャイアンが時々良いことをすると超評価されるとかいうのと同じだし、あるいは状況維持のために日夜作業をしているインフラ周り全般がすべて、この話の評価されない方に当てはまる気がする。


先日ちょいと話題に登ったフェイク話。川にモノスゴイ水しぶきがあがる動画と共に「雷が水に落ちると」というキャッチコピーのみが投稿され、大いに注目を集めることになった......けど、なんだかあまりにも大げさすぎるということでホールドしておいたところ、ほどなくフェイク判定が。


例のそば事案(森友、加計)ではリトマス試験紙の大盤振る舞い、ブラックサンデーとプライムデーを足したようなセールス状態となっているのだけど、その一例が今件のお話。先日の「時系列的な考え方ができない、あえてやらずに騒いで印象付けている」的な話ともつながりを見せるもので。

昔の架空戦記小説で、某国のスパイが敵性国家の極秘情報を流して多額の報酬を得ていたのだけど、その情報は実のところ報道関係に渡されるプレスリリースを公開規制解除前に送っていただけだった的な話も思い出しながら。指摘されている通り、このような話を「ニュース」として流すことに意味・意義はあるのかとか、それこそ印象操作的な構成だと指摘されても仕方がないとか、時系列的な考え方が番組構成側、報道部局でできなく・しなくなっているのかという話と共に。

弁護士先生とか大学教授といった、ぱっと見聞きではモノスゴイ権威をお持ちでおられるような方であっても、言及すべてがその権威の印象に合致したものとは限らないってのを改めて認識せざるを得ないケースでもある。ソーシャルメディアの可視化は、そのような方面でも実に効果的に機能を発揮している。

対価の高低と依頼側の姿勢と

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これはフリーランスに限らずのお話で、その一方ですべてがすべてでこの事例に当てはまるとは限らないとの但し書きをした上で。指摘されている通り、一般的には高い金額を対価として提示するお仕事ほど、理不尽で横暴な対応を依頼側がするように見える。しかしながら現実には、平均的だと思える額に上乗せされた依頼の方が、内容も妥当だし、無茶な話もしてこない。

ところが平均位の額よりちょいと安かったり、値切ってくる依頼側の場合、往々にして理不尽な話をしてきたり、無茶な要求をしてくるもの。例えば契約に無かった追加要素を追加支払いなしに求めてくるとか、工期を短縮しろだとか。

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