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Twitterユーザーの62.1%がよくないね(dislike)ボタンは不要と回答――日本トレンドリサーチが11月24日、こんな調査結果を発表した。


アンケートに回答した男女1000人の中で、Twitterをよく利用すると回答した459人のうち、62.1%がdislikeボタンを「必要だと思わない」と回答。以下のような理由が寄せられた。


ツイッターの機能としてのいいね(like)に連なる形でよくないね(dislike)を導入しちゃおっかなーという話。これに関して不必要という意見が62.1%、必要は37.9%との結果が出たという。個人的にはそういうものを作ったところでインターフェイス的に混乱するだけだし、悪用されるのがオチだから、止めた方がいいというのが心境だけど、技術系の人達って思い込みというか唯我独尊的なところがあるので油断はならない。


ネット上で不特定多数の非難を(少なくとも表向きは)予想外の反応として受け、結果として行動を取りやめたり制限したりするような状況を「炎上」と呼んでいる。2チャンネル辺りでは祭りとでも表現していたような気がするのだけど、火がついて手が付けられないような状態からその言い回しが使われるようになったのだろう。

ただこのような状況、よく考えてみると常に非難される側が悪いという前提で「炎上」というフレーズが使われ、そのようなイメージが定着してしまっている。火が付いた方が悪いというのは何とも理不尽な話に違いない。

中には注目を集め、火が付いたことのダメージ以上の成果(知名度のアップや注目の収拾、フォロワーの確保)を得るために、自ら進んで火をつける人もいる。「釣り」というものに等しいかもしれない。そういう類のは「炎上」で問題無いのだけど、最近は意図するところがないのに第三者のお気持ちや感情論や信条の遂行のために火をつけるという攻撃を受け、燃えてしまう例も多い。そのような類のものまで「炎上」表現をするのは少々理不尽。


先日のツイッターでの「やだね」ボタンの実装の是非云々はネガティブな方向性と能動的なものが多分にあるので積極的に使われそうな気がするのだけど、今回話に上がっている「嫌なツイートを見えなくする機能」(指摘したツイートそのものは消されてしまっているけど)というのは、一見するとよさげに見えるけど、実はすでに「この会話はミュート」で実装済みだったりする。

そして特定のツイートをミュートするのには、一度は必ずそのツイートを見なきゃならないわけで、色々と矛盾が生じたりもする。その類のツイートをしばしばしてうざったいのなら、アカウント単位でミュートをすればよい。特定のフレーズがうざいのならばキーワードでミュートすればいいけど、こちらはさすがにまだ公式クライアントでは実装されていないか。

ともあれ、ツイッター(に限らずだけど)の機能って、実はすでにできることについて、こういう機能が欲しいよねという話が結構上がっているのも事実。だから仮に実装されても、使われないのがオチ、なんてこともあるんじゃないかな、と。


実名と匿名論争でも言及したけど、ネット上のやりとりってのは多分に情報そのものが注目され取り扱われることになるので、紐付けするための目印というか土台というかアンカー的なものが大切になる。個人個人の話、個人を形成するために必要な骨組みに相当するのがハンドルネーム(=実名の人はそのまま実名でいいのだけど)。

要は符丁みたいなもので、その符丁にあたるハンドルネームをずっと使っていると、それが実名以上に自分を形成する大黒柱的な存在となってしまう。漫画家のペンネームと同じと表現すれば分かりやすいかな。

プロダクト責任者Kayvon Beykpour氏が、「機能の開発よりも現実の問題に注力してほしい」というユーザーのツイートに答えて語ったもの。このユーザーはTwitterへの要望として「組織的な本物でない行動の削除」「嫌がらせと通報に関するユーザー体験の向上」「dislikeボタンや反対票を投じる機能」「ユーザーに害をなすデマ(への対策)」を挙げていました。

要はいいね(like)の正反対のボタンをつけるかもしれないねー、というものだけど、FacebookやYouTube、アマゾンでの事例にある通り、色々な人の感情を1つの指標で区分すると意図しない思惑が相手に伝わったり、組織的な手立てに悪用されがちなのが実情。性善説で行動していると性悪説に従った人達によっていいようにされてしまう。

アマゾンでもいいねと「私には合わない」の2つのボタンのみでいいのでは、という話があったけど、ツイッターでもそれでいいのでは、という気がする。好きの反対は嫌いじゃなくて無関心、というもの。さらに言えば無関心とか嫌いをわざわざ意思表示する意味があるのか、自分には見えないようにミュートなりブロックすればそれで終了じゃないのかという気もする。表現はそのまま相手に対する意思表示になるからねえ。


インターネットは確かに情報を気軽に探して取得できるようにしてくれたけど、それがそのまま正しい情報を手に入れやすくなったことを意味するわけじゃない。

「ネットで手軽に色々調べられる」が「ネットで手軽に色々と(自分の思惑通りの「答え」の情報を事実として)調べられる」になっている感。事実とは限らなくても、自分が欲しい方向性の情報が探れればそれでよい、と。正に「真実は人の数だけ存在する」。必要なのは正しい情報であって、自分にとって都合の良い情報じゃないんだよね。でも人は時として、分かりやすい、都合の良いものを正しいと誤認してしまう。そしてそれに慣れると、自分の都合の良いものが正しいものだという流れを当たり前のことと思ってしまうようになる。

ネットの情報は、バイキング料理コーナーで好きなものを食べられる状態のようなもの。自分の好みのものをいくらでも食べていいのだけど、その中に毒や傷んだものが入っているかもしれない。けれど玉石混交なので見極める力がないとお腹を壊してしまったり死にいたるかもしれない。美味しくいただくには料理の本質を見定める力が必要。

釣り垢は粛々と報告

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先日から当方のタイムラインで炎上事案が乱舞している、自称婚活コンサル(拡散に手を貸すことになるので該当ツイートそのものは引用しない)。肝心の婚活ネタがほとんど披露されておらず、リンクも見つからず、炎上している話もリスクがあるものだったり侮蔑している内容だったりと、マグネシウムやらアルコールやらニトログリセリンを意図的にばらまいているようなもの。

あの類のアカウントの所業、本当のお馬鹿さんか精神レベルでの社会不適合者でないとすれば、単なる承認欲求の権化か単なる釣り垢か、あるいはアカウント販売ビジネスの成長プロセスに過ぎない。ローコストで実行ハードルも低く、特殊な技術も知識もいらず、成功した時のリターンが大きいのが炎上商法。アカウントが停止されても新しいものを作ればよいまでの話。

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