足りないのは「正確な啓蒙を続けるメディア」でそれが社会的責務なはずの現メディアが怠慢どころか妨害しているのが実情

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これは別の切り口から何度か当方も提言してはいるのだけど、新聞なりテレビなりが公的に色々と優遇されていたり特権を受給しているのは、相応の社会的責務を果たすという義務が遂行されることが前提だから。社会にプラスとなるようなことをするので、そのご褒美としてこういうことを公的にしてあげましょうという構造なわけ。

ところが新型コロナウイルスの件では、それと逆行するようなしぐさをしているのが実情。まぁ、新型コロナウイルスに限った話ではなく、例えば震災やら放射線関連では特にひどいことになっているけど。

で、結局そういう状況が「国の責任」ということなら、国としては堂々とメディアに対する行政指導をするか、国自身が独自のメディアを持つのが正しい選択ということになる。やるべきこともやらない、それを咎められるのはイヤだと反発する、独自に手段を持つのは危険だとか民業圧迫だとか、駄々こねをする子供と同レベルでしかない。

あるいは一つの手として、例えば民放には放映時間の指定付きで一定時間のAC広告枠の無料提供を義務付けるというのもありだとは思うのだよね。公共の財産である電波を安値で貸しているのだから、これぐらいは。こうすることで相応の社会的責務を果たすことにもなるし、一石二鳥ではある。新聞社は無償の広告枠の提供という感じで同じように役目を果たせることになる。

案外悪くないのではないかとは思うのだけど。まぁ、言葉は悪いけど物納みたいなものだな。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月26日 07:46に書いた記事です。

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