また国際NGO「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」が騒がれる時期がやってきた

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今年もそろそろ例の国際NGO「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」が発表され、それをなぜか各報道が大々的に報じる季節がやってきた。今件は早くもその前哨戦が始まったかなというもの。なぜ昨今の日本ではこの指標が低迷しているのかという解説だけど、語られている内容は筋が通っているように見えて、実のところ空振り三振感は否めない。あ、もちろんニューズウィークの記事で書かれている内容が、ってこと。

この論拠解説だと、民主党政権の時の「報道の自由度ランキング」の良好さの説明ができないのだよね。そしてこの指標がいかなる工程で作られたのかを考えれば、理由は一目瞭然...というのは以前から何度となく解説した通り。

思いっきり雑な例えをすると、国際NGO「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」は、特定テレビ局による「歴代アニメベストテン」のようなもの。その局以外のアニメはランクインしない感じ。あるいは社内で同僚らが集まって作った「どこの牛丼屋の牛丼が美味しいかランキング」を国内統一基準として公開するような。「近所に松屋が無いから松屋は除外」「店員がカワイイので吉野家トップ」位なもの。

選ぶ記者が非公開で、その記者が好き勝手に仕事をできるか否かで決まる指標など、国際基準云々など語れるはずも無く。以前のお話【「物言えぬ社会」って「RTやいいねしてもらえない」ってことだよね】に他ならないのだよね。

この類の指標としては、はるかに透明性が高く、信憑性も桁違いに高い、国際NGOフリーダム・ハウスの調査による「報道の自由度(Freedom of the Press)」(【該当記事一覧】)を用いるべき。業界内の内輪ネタレベルでしかない「報道の自由度ランキング」は、無視しても構わないと思うのだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2017年2月23日 07:12に書いた記事です。

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