国勢調査のオンライン回答が36.9%にも達していた件について

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平成27年国勢調査は、9月10日から20日にかけて、紙の調査票による調査に先行してオンライン調査を実施しました。この期間中のインターネット回答数は、19,175,769件となっており、前回の国勢調査の世帯数を基に試算すると、インターネット回答率は36.9%となります。


このうち、スマートフォンから回答のあった割合は、12.8%となっており、インターネットで回答した世帯の3世帯に1世帯は、スマートフォンからの回答となっています。また、都道府県別のインターネット回答率をみると、滋賀県の48.4%が最も高く、次いで富山県、岐阜県、愛知県、奈良県など、17の県において4割を超えています


先日【意外に簡単だった、国勢調査のインターネット回答にチャレンジ】でも紹介した、国勢調査のオンライン入力。その〆切が終了し、概算的なオンライン入力率が発表された。36.9%と1/3超え。しかもスマートフォン経由は12.8%。精々オンライン入力は2割位かなあというのが個人的な予測だったので、超意外な感じ。4割を超えるエリアも17県あったとのこと。

意外といえば。東京でのスマホ経由率が7.8%と低いのも意外。スマホ所有率そのものは大都市圏の方が多い。【デスクトップは福井県、それではノートは!?...都道府県別のパソコン普及率をグラフ化してみる(2015年)(最新)】にもある通り、東京都で特段パソコンの普及率が高い訳では無い。いや、もちろん職場の数は多いし、仕事場にあるパソコンの数も多いけど。今件はプライバシーの問題を考えたら、職場のパソコンで入力するのはあまりお勧めできないタイプのものだから......でも、やっぱり職場のパソコン経由での入力って結構あったのかな?? SOHOなら別にいいんだけど。


という感じで好感触の意見が多い。従来型携帯電話での入力を希望したり、期間をもう少し伸ばしてほしいとの意見もある。従来型は...あと5年後には恐らく無視しても良い感じになってしまう気がする(ガラホが普及していれば話は別だけど)。期間を延ばしてほしいってのは同意。あと一週間ぐらいは欲しかった。

書類投函の問題点もあわせ、次回の国勢調査ではより改善されたスタイルになるのだろう。5年後にスマートフォンがあるか否かも気になるところだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月26日 08:48に書いた記事です。

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