アメリカとイギリスのドローン規制に従った方がいいのかな?

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先日の【ドローンの規制案で「これで日本は規制で停滞、海外は自由に出来るから大発展」的な話があるけれど】に係わる後日談的なものと、自分のための覚え書き的なものと、先日ニコ動などでの「常習犯」がドローン関係でまたやらかした話が挙がっていたのを受けて。

具体的ツイートの抽出は避けるけれど、先日の記事でも触れている通り、結構著名な方も上記のように、日本国内のドローンに関する規制法案に関して、「海外万歳、日本はまたダメになる」的な、日本ディス理論、じゃなくて日本ディスり論(ああ、この誤変換結構いいカモ)を語り、それが結構広まっている気配を覚える。で、ツイートを調べてみると、具体的な文言を引用した上ではなく、報道の一部のみ、印象論的なもので語られている場合が多く、うーんとうなってしまう状態。

まぁ、日本でも実質的に直接規制する法が無かったから、それを創設するとなれば規制強化に違いは無いのだけれど。先日の「15歳」の事例にもある通り、該当適用法が無ければ取り締まりが難しいからこその法規制に他ならない。それとも柔軟で法の裏付けのない取り締まりをしても良いというのだろうか。日本は法治国家だというのに。

上記で挙げたまとめは、原文のリンクがあるからこそ取り上げたもの。内容について精査が容易にできるからね。また、前後の記述も確認して、ネタ系なり妄想系で無いのは掌握済み。関連法で先行しているフランスの話が無かったのは残念だけど。

で、読めばわかるのだけど、米英共に現在日本で提出されている規制法案よりもかなり厳重な取り決めがなされている。米英と比べて日本の国土事情を考えれば、むしろ日本の方が厳しい取り決めをしなければならないのにね。まぁ、「出羽の守」ってわけでもないので、米英の話は参考にはできるけれど、盲信、完全追随しろとは当方は思わない。先人の知恵と経験を借り、さらには日本特有の事情(例えば落下リスクを極力減らすための工夫とか)を考慮した改良で進化させればよい。これはドローン周りの話に限ったものでは無い。

それとも何かな。日本も米英と同程度の厳密なルールを設定すべきというのかしらね。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月15日 06:34に書いた記事です。

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