「ピッチ」ってなんだろう? という会話に世代間のハードルを覚える

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ピッチとはもちろんPHSのことで、携帯電話そのものが浸透する前に流行ったモバイル端末。英語の「Personal Handy-phone System」の頭文字を取ったもの。大きな違いは基地局のカバー領域にあって、携帯電話と比べて非常に狭い領域が対象になる。料金は安いけれど使えない場所が多い。最近では携帯電話におかぶを奪われているけれど、今では医療機関などで使われることが多い、位かな。先日データを調べてみたら、一時期増えていた契約数が再び減り始めているってのは【あれれ減ってるPHS契約者数の推移】でお伝えした通り。

で、そのPHSがかつて女子高生を中心に「ピッチ」という呼び名で広まり、広告などでも使われることがあったという話。当時使っていた人はPHSの存在も、ピッチという呼び名も知っている。けれど、今の女子高生はそんな話は知るはずも無く、母親の「ピッチ」という言葉に首を傾げるのも良くわかる。暗号みたいなもんだもんな、語源を知らなければ。

......というかそもそも論として「ウィルコム」という言葉自体もそろそろ知らない人が出てきてるんじゃないかな、という気がする。ボーダフォンやJ-Phoneはもちろんだけれど。今ではワイモバイルだもんな。

サービスや商品の変遷と共に言葉も流行廃れていく。その辺りの言葉の、情報の系統をしっかりとつないでおかないと「なにそれ意味不明」なんてことは容易に起きうる。「親って時々変なこと言うよね」という言い回しをしているところを見ると、他にも時折ジェネレーションギャップが発生するようなキーワードが親から発せられているのだろうし、逆に子供からは親にとって首を傾げるような単語が出ているのだろうな。

この辺りの話を聞くと、時々話題に登る「江戸時代の人と会話を交わしたらどうなるのか」なんてこととか、漫画などの設定で良く見かける現代人が過去にタイムスリップした時のコミュニケーションとか、興味深く思えて来るものだ。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月27日 06:54に書いた記事です。

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