御嶽山災害、今報道がやるべきこととは

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先日から何度かお伝えしている御嶽山の噴火災害。普賢岳以上の死者を出すという残念な結果に終わり、しかもなお今でも捜索が続けられている状況にある。そのような中で、早くもこういった類の報道が始まっているとの話。そりゃ確かに視聴者の中には、そういう話があれば好奇心などで見聞きする人もいるだろうし、他社がやるならうちもやらねばという競争原理が働くのも理解は出来るけど......けど、やはり「意思表明」、いや「意志表明」をしていくしかないのだろうな。

そして指摘にある通り、御嶽山の災害・関連情報に限った話でも、それよりも優先順位の高い事はいくらでもあるはず。


まったくもってその通りで、優先順位を入れ違えている感があるのよね(視聴率やコスパの点では確かに「犠牲になった方々の美談や近所の評判」の方が割りがいいんだろうけど)。一方で他の山の噴火周りでリスクを煽っておいて、そのリスクへの対処法とかを後回しにするってのは、どうなんだろうなあ。


先日掲載した記事【山登りの際には登山届を提出するのを忘れずに...って、どんなのを、どこに?】とか、上記にあるお話のようなことって、本当はテレビや新聞などの、公知力が絶大で社会的存在意義も大きい従来メディアが率先してやらなきゃならないこと、のはずなんだけどね......。

そもそも自殺周りの話でも言及しているけど、遺族のプライベート情報って必要? 思いっきり疑問に思うのだけど。そしてそれって「報道」?

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このページは、不破雷蔵が2014年10月 3日 07:10に書いた記事です。

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