戦後の「賠償金払ったけど100%の税率で税金かけるね」の話

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当方が昔読んだ歴史漫画でも、日本の役人が悪徳商人みたいな顔つきをしながらドヤりつつ「補償金は払うが税率100%の税金をかけます」的な表現を用い、実質的な詐欺をしたといった形の表現をしていたことを思い出す。ああいう書かれ方をしたら、悪いのは当時の日本政府で、詐欺なことを平気でやるものだという認識ができてしまっても仕方がない。どこぞの金融関連の社長もそういうことを言っていたような気がする。

実のところ税率100%は事実ではあるし、補償金を受け取った側は詐欺だと思っても仕方がないものではあるのだけど、内情としては当時の日本政府側はむしろちゃんと支払いをしたいという意向を持っていた。しかしながら戦勝国である連合国側が「企業に補償金支払ったら、戦争に加担したことの制裁が無くなってしまう」との強い思惑を持ち、それを果たさせるための結果として税率100%という結論に落ち着いた次第。特にソ連(今のロシア)の影響が強かったことも。

結局「当時の日本政府が悪だくみをした結果が100%の税率」という認識には間違いがある。政府側がやったことに変わりはないけどね。こういう類の話って、結構あるんじゃないかな、と思ったりもする。常に学ぶ姿勢を忘れないようにしないと。

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このページは、不破雷蔵が2020年11月 2日 07:37に書いた記事です。

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