「手抜き」ではなく「手間抜き」

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先日の冷凍餃子談話で味の素のアカウントまで声を上げたという話。マジで激おこというよりは、このビックウェーブに乗って、という感じではあるのだろうけど。

「手抜き」ではなく「手間抜き」だよという発想は非常に切り返しとしては上手いと思う。確かに手作りの餃子はそれはそれで価値があるのだけど、それは強要されるものではないし、それでなければよいというものでもない。個人的にはエクセルで手入力するのとマクロを組んで実行するのを比較する話と同レベルだと思っている。コストが割高になりすぎるとか安全性に問題が発生するというような別のトラブルリスクが生じない限り、手を抜くのは効率化ということで、むしろ称賛されるべき話。あれ、この話って以前もしたような。

ただ残念ながら「手抜き」という言葉にはマイナスのイメージがあることも否めない。手抜き工事とかよく聞くし。だからあえてそのイメージを払拭するために「手間抜き」と表現したのは大変賢い手法には違いない。そう、本質としては手間を省く「手間抜き」なんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月 8日 06:57に書いた記事です。

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