超過死亡の傾向見られず

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ツイートでは過剰死亡と書いてしまったけど、実際には超過死亡。通常生じ得る死亡率を超えた高い値が出てしまうことを意味する。例えば戦争とか疫病の対応に失敗したりとか災害とか。東日本大震災の時に生じた死亡者数の増加もそんな感じかな。実際、平均寿命も明確な形で減退したし。

で、先日発表された人口動態統計の速報、2020年4月分。あくまでも速報値であって確定報ではないから、今後精査によってぶれが生じてくる可能性は否定できないけど、少なくとも現状の値の限りでは、超過死亡の傾向は確認できない。あるとしても統計上のぶれ程度のものだろう。

他方、婚姻件数に関しては駆け込み的なものが無くなっている。逆に離婚件数は減っている雰囲気がある。いずれも1、2か月分の傾向だからあくまでも仮にレベルのものだけどね。

論理的には医療リソースが新型コロナウイルスへの対応で圧迫されたのだから、それなりの超過死亡が生じてもおかしくはない。ただ結局は、新型コロナウイルスへの対応で生じた防疫関連の対応が他の病症にもプラスに生じて、上手くバランスが取れた形になっているのではないかな、という感はある。対応をしてくれた医療関係者や公的機関には、あらためて感謝をしたいところだな、と。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月28日 07:02に書いた記事です。

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