「報道が他人の物事への気付きを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね......」

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震災時以降目に留まる、気が付くことが多くなったのだけど、ここ数年は加速する形でひどい状態となっているのが、バズ系メディアの「社会に気付きを与える」という主張というか方針。気付きという言い回し自身、インチキ系啓発コンサルの話のようで胡散臭さを覚えてしまうのはさておくとして。

これを堂々と主張する界隈に危機感を覚えるのは、「与える」との上から目線的姿勢を当然のもの、むしろ社会的な善行為だと思っている節があるのが一つ。そしてもう一つは、気付かせる対象を運営側が思うがままに取捨選択することで、事実上世論をコントロールしているから。馬車馬の遮眼帯と同じ効用なわけ。

愚かな臣民よ、社会が気付き、向かうべき先はあちらである、的な。どこの誰がそのようなことをする権利を持ち、その方向性が正しいという裏付けがあるのか。自分達のワガママ、世論誘導を、勝手な権威付けによって正当化しているだけではないのか。


版権の問題上、具体的なカットは挙げないけど、ブラックジャックでの本間先生による名言がイメージされてならないのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2020年5月18日 07:50に書いた記事です。

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