得られる利益と失う利益と...新型コロナウイルスの規制・自粛での選択

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欧米諸国の一部で新型コロナウイルスに関する規制が緩和されたり解除される動きがあることから、日本はどうした、なぜ追随しないのか、経済のダメージが云々という話が持ち上がっている。当方自身も少なからぬダメージは受けているので、気持ちは十分に分かるのだけど、その類の話を見る限りでは、規制解除を強行した際の悪影響への勘案が非常に限定的なものとなっていて、実質的に意味のない検証になっているよな、というのが実情。

経済は復調するかもしれないけど、医療は間違いなく大変なことになる。それは結局のところ経済にも小さからぬ影響を及ぼすようになる。直接新型コロナウイルスに感染して治療が必要になる人が増えるだけでなく、それへの対応で手いっぱいになり、他の医療行為まで手が回らなくなることで、他の疾患を持つ人も重篤化や死のリスクが高まってしまう。そこまで勘案しているのかな、と。


法的な問題云々ってのは指摘されている通り、新型コロナウイルスによる感染症は現時点で指定感染症に指定されているので、感染が発覚したら入院が確定となってしまう。それこそ医療リソースが現状の10倍でもあれば、話は別になるのだろうけど。


当方も何気に感じていたのはこのお話。現状で経済優先にして自粛やら規制を解除しようというのは、「腰抜け東條、勝てる戦をなぜやらぬ」と語る筋、方向性とさほど変わりはないのだよね。

この辺りの天秤勘案は、専門委員会なりその筋の専門家が検証している、はずなんだけどなあ......。シンクタンクのレポートもいくつか目を通してるけど、大抵は前提とか仮説の時点でお話にならないようなレベルのものばかりなのが実情だし。

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このページは、不破雷蔵が2020年5月 3日 07:59に書いた記事です。

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