補正予算の記事で国の借金警察出動

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新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う緊急経済対策で、政府が必要な財源として新たな借金となる赤字国債の発行を検討していることが21日、分かった。与野党から30兆円規模の経済対策を求める声が上がっており、経済対策を反映する2020年度補正予算の財源として活用する可能性がある。

新型コロナウイルス問題で世界中が一気に景気後退する中で、政府が行う景気対策の予算について、赤字国債を発行して手当てする云々という話。共同通信だからというわけではないけど、またぞろ国の借金が、財政健全化がという、悪の組織がテンプレ状態で街を襲うようなパターンとなっている。

先の日銀発表の国債動向で国の借金云々、一人あたりかんぬんという記事が出てきそうかと思っていたら、こんなところに潜んでいたのか。早速、国の借金警察出動。

記事題名・本文に使われている「(国の)借金」は日本国政府が発行している国債(の額)を示しますが、この表現は「借金」の対象が日本国全体、国家組織や所属企業、民間人のすべてに至るまでとの誤解が生じます。国債は日本国政府による借入金。日本国債の9割強は日本国内で購入され、その額は日本国民の債権です。さらに日本国債は円建て。

日銀が得た利益(国債の利息)のうち経費や税金を支払った後の剰余金は、準備金や出資者への配当充当分を除き、国民の財産として国庫に納付されます。さらに政府は日銀の株式を55%保有し、配当も受け取れます。

「国の借金」の表現は国債を悪しきものとしてイメージさせる思惑があり、報道記事としては疑念を生じます。日本の対外純資産(対外資産と対外負債の合算)は3.081兆ドルで世界第一位(IMF公開値より)。

財政とは国の安定の為に存在するもの。目的と手段を違えてはいけません。


文字数に余裕があれば、他に前回の給付金の時の経済的効果に関する調査論文なども合わせて紹介したかったのだけど、さすがにそれはかなり無理があった。

面倒ではあるけど、事ある度にモグラたたきのようにチェック精査公知していかないとね。

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このページは、不破雷蔵が2020年3月22日 07:19に書いた記事です。

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