プロジェクションマッピングで祭壇を作るという話

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プロジェクションマッピングで映像を投影する日本初の祭壇「RAY FLOWER」が、広島市南区の「大田葬祭」セレモニーホール大田会館に導入された。造花で彩られた祭壇が色鮮やかに変化して、光と音楽を駆使した演出ができる。最近の葬儀は故人に対する思いが重視されるといい、自由なスタイルを求める声に応えるために導入したという。

祭壇のお花って想像以上にお値段がはるもので、故人のことを思うと仕方が無いかなというのもあるけど、それを狙っている節もあるのではという勘ぐりもあるし、一方で業界の維持のためにはこの価格も仕方が無いのかもというぐるぐる思考が脳内で乱舞する。

今回のプロジェクションマッピングを用いた祭壇は、コストの面も当然あるけど、個人的にはむしろ故人の思いを尊重するという観点で、非常に面白いものではないのかな、という気がする。まさに技術の賜物というか。

一方で指摘も受けたのだけど、これが普及すると当然従来の祭壇のお花を調達していた業者は良い顔をしなくなる。自身のお客さんが取られるから。色々な意味で反対の圧力がかかるのだろうなあ、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2020年1月 5日 07:13に書いた記事です。

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