固定回線は便利だが引かない人も増えている。その原因は

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CATVなり光なりの固定回線は現状ではよほどのことが無い限り通信量の制限はないから、もりもりネットを使える。ケーブルで直接パソコンにぷっさすだけでなく、Wifi使ってスマホやらタブレット型端末もバリバリ伝説。一方でモバイル系の契約様式は多様なパターンがあるけど、通信量の制限が色々ときついし、料金も青天井感がある。

ただこの常識も最近では変化を見せているらしい。固定回線があれば便利なことに違いは無いけど、指摘されている通り色々と面倒くさいし初期費用がかなりかかるし、第一環境上固定回線を引けない(光化できない)ケースは多々ある(賃貸では特に)。

だからラクチンなスマホの契約を拡大して、デザリングで他の端末のデザリングもしちゃうという発想はなるほど感。しかしそこから、通信量を無駄食いするのでソフトはダウンロード版より物理媒体版が好まれるってのは、コロンブスの卵というか風が吹けば桶屋が儲かるというか。

発想としては興味深いし、ありそうな話には違いない。定期を買わずに切符を買うとの表現がされているけど、内容次第ではむしろ合理的なものに違いない。

色々と可能性やらパターンやらを拾ってみたけど、どれもこれも納得のいく話ではある。自分の利用スタイルに合わせて、より便利でコスト的に優れた選択をすればよいまでの話ってわけだ。あれだな、自炊で一から料理を作ってもいいけど、面倒だったら中食ってことで総菜を買って帰ってもいいし、外食しちゃったってかまわない。状況に合わせて選択すればいいまでの話ってことだ。

特に「外出時には固定回線を使えないから、外出先での利用が多い場合は固定回線は無駄になる」ってのは目からうろこ。行動様式でも変わってくるわけだな。

となると、今後固定回線の普及率が高まるってことは、特に5Gが本腰入れてくると、想定し難くなる、かもしれないってことか......。色々と動きがあるのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月18日 07:58に書いた記事です。

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