子供向け眼鏡の定額制という考え方

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眼鏡専門店「メガネスーパー」などを傘下に持つビジョナリーホールディングスは、2019年6月26日から子供向けにメガネのサブスクリプション型サービスを開始。子供向けのメガネの販売件数は1.5倍に増加した。「将来のお客」を子供のうちから囲い込む壮大な狙いが背景にある。

元々子供の眼鏡率は上昇中だし、単に眼鏡の買い替えや修理などの費用が安くなる、少なくともコスト高で不安を覚えるようなことが無くなるのに加え、学校ではないがしろにされがちな視力関係の検査が低いハードルで行えるようになるってのがポイント。眼鏡屋さんではあるけど、結局はお内科医さんとか歯医者さんみたいなものだと考えれば納得はいく(医療関係の法律とか考えると結構微妙ではあるのだけど)。

加え、記事にも書かれているけど行きつけの眼鏡屋さんを作ってもらうことで長きにわたり利用してもらえる常連さんを作っていくってのもある。これってスポーツファンの育成とか、保険の概念と似ているよね。

無論、囲い込みだの定額制だのといった話の長所をアピールするのには、そのサービスが長きにわたって展開されるという確約が必要になる。はじめてから半年で終了とかいうのでは話にならないからね。その観点では、やはり大手は強いのだろうなあ、という気はする。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月 5日 06:37に書いた記事です。

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