わかばやエコーなどの銘柄が廃止へ

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日本たばこ産業(JT)は24日、明治から昭和40年代に掛けて登場した「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」の3銘柄を10月以降、在庫分の販売をもって廃止すると発表した。専売公社時代「3級品」と呼ばれた銘柄で、9月末の「旧3級品特別たばこ税率」の撤廃に伴い価格上昇が免れないためという。

たばこの需要は元々減少中にあり、数がさばけなくなればそれだけ利益そのものが出なくなる可能性が高くなり、作っているだけ無駄ってことにもなりかねない(損益分岐点云々ってやつ)。ましてや、税率が引き上げられるとなれば、利益の幅がますます縮まるわけで、だったら売るのを止めようかという考えに至っても仕方がない。

たばこの銘柄数はぶっちゃけたところ、利益にならないからって理由で減少する一方にある。あと10年も経てば、銘柄数は半分に減っていた、なんてこともあるかもしれない。

今回廃止が決まったの銘柄は「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」の3つ。特別の税率が廃止になって、かかる税金が増えるので、儲けが出なくなるからっぽいというもの。厳密には税率が上がる→値上げが必要→値上げ価格では販売本数が激減→減った本数分の販売では品質維持が難しいって感じではあるのだけど。

昔ながらの銘柄ばかりなだけに、長年のファンもいただろうってのは容易に想像がつく。当方は120%禁煙者ではあるけど、この3銘柄は写真素材として調達しておいてもいいかな、という気がしてきた。

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このページは、不破雷蔵が2019年7月25日 06:55に書いた記事です。

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