「通り魔殺人事件」の件数実情

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先日発生した事案に絡んで数字的なものを。元々絶対件数が少ないために、乱数的要素は大きいし、たまたま複数発生するとその年が飛び抜けて大きいように見受けられるけど、結局のところは傾向だった動きは無かったりする。熱中症の搬送人数で全国でも100人いかない時期における地域別動向みたいなものだ。

で、少なくとも日本においては数十年の単位で増加減少の動きは無いので、指摘されている通り乱数要素的なものでの事案という認識の方が正しい。要は一般の事件とか事故と同じで、報じられ方の変化や情報そのものの性質の変貌により、増えているような誤認識をしてしまう次第。

まぁ、パッシブセーフティ策に関しても、そもそも論として外出しないとかいう話になってしまいかねないので、難しいところではあるのだけど。プレートメール実装しようとかいうことになってもトラックで突っ込まれるとか対戦車銃とか持ち込まれたらアウトだからねえ。


基データの確認とか類似公的データとか。法務省のはこれが最新で、警察庁のはどうもここ数年のは件数そのものが少ないのでトピックス化から外れてしまっている。もう少し深掘りすれば最新のも出てくるのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月29日 07:13に書いた記事です。

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