実名報道とか個人情報の暴露とか

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先日発生した事案に絡んで、この類の事案が発生すると必ず生じる問題について。被害者やその関係者はもちろん、加害者ですらも、実名を報じる必要があるのかどうか。以前のような個人情報の漏えいがさほど二次的な影響を生じなかった昔ならいざしらず、現在ではそのような悠長な話はできないというのが実情。中世ヨーロッパなどでイメージされる、下水たれ流しの繁華街のような状況を現在でも行おうか、という話に等しい。

記者会見にしたって、個々の対象者への取材を抑えるために云々という話が繰り返されるけど、その記者会見によって個人対象者への取材が止んだのか、そんな話は聞いたことが無いのだけど。


結局は以前指摘した通りの話ってまでのことなんだけど、折角手にしたお手軽なツールを手放してなるものか、例えそれが実害を与えるものであっても、社会正義や使命を振りかざせば無問題さ、という辺りなのだろう。本音としては。ただそれはあまりにもぶっちゃけすぎているので、色々と社会的な大義名分を掲げているまでの話。

「匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります」って話ですらよく読み返すと、記者自身が「自分は無能なので相手に実害を与えてもプライバシーを暴露させたいです」と宣言しているのと同じなんだよね。

「自分は勉強したくないし頭もよくないから、カンニングして大学に入りたい」とか、「働くのは嫌だけど贅沢をしたいから他人の物を盗んで楽をしたい」とどれほどの違いがあるのかな、と。そんな話を堂々と語れるってのは、ある意味尊敬してしまうのだな。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月29日 07:27に書いた記事です。

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