自分の進退を賭けるのはいいけれど、それをお客への脅しに使うのはどうだろうか

| コメント(0)


先日もツイッターのタイムライン上にちらほらと見受けられた、この本が売れなかったら自分は今の仕事を辞めるという宣言と、それを本そのものの宣伝文句に使っているようなプロモーション。何となく違和感というか、読み手に脅迫をしているというか、訴求方向性がずれてやしないか、という気がするのだな。

このお菓子は美味しいから食べてよ、というのなら分かるけど、お菓子を食べてくれないと俺は飛び降りるよ、というとお菓子そのものの評価が吹き飛んでしまう。まだクラウドファンディングならば行為をする人自身の支援という意味合いもあるけれど、一般商用品でそれを行い、しかも進退そのものがプロモーションのメインと化してしまっている。それぐらい良いものだ、という話のつもりかもしれないけど、受け手からは俺様の為に買えって話に受け取れてしまう。

これって昔の漫画などでよく見られた描写、ゴムひもの押し売りとどれほどの違いがあるのだろうか。


この類の手法って昔から一定度合いはあったのだろうけど、明確な形でメディアに乗せてテンプレ化したのって、調べた限りでは指摘されている通り、電波少年とかウッチャンナンチャンのウリナリ!!あたりがベースというか一般的なものらしい。そういや某数ダース単位のアイドルグループも、機会ある毎に似たような手法を使っているよね、的な。

結局この手法って、受け手への脅迫じみた話となってしまうのに加え、舞台裏というか内部事情を暴露されたような形になって、興ざめしてしまうってのもあるのだよね。カワイイ着ぐるみの舞台劇を見に来たのに、中の人があぐらをかいて酒かっ食らっていたりたばこを吸っていたり後輩いじめをしている情景を見せられている......というかむしろそれを前面に出されているような感じではある。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2019年5月24日 07:19に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「痴漢撃退法に安全ピンで攻勢防御という話」です。

次の記事は「今日明日は真夏のような暑さ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2019年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31