痴漢撃退法に安全ピンで攻勢防御という話

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記憶の限りでは過去にも似たような話が何度か挙がって、そのたびに問題が指摘されて引っ込んだような記憶がある、痴漢防止というか対抗策として安全ピンを常駐していざという時にはそれで反撃しろという話。当方は法律方面の有資格者では無いので断言はできないけど、それでも指摘されているような結論は容易に導き出せる。というか一般の理路整然とした論理立てでここに至るよね。

過剰防衛的なもので法的にも問題ってこと。相手が悪いかもしれないからぶん殴っていい、というわけでは無いのだよね。正当防衛の意味って理解している? 対象を誤認していたら? 私刑を、攻勢自己防衛を認めていたら際限が無くなってヒャッハーの世界になってしまう。それに、反撃をしたとして、それで相手が過剰反応をせずに引っ込むという確約がどこにある?

そもそも、なぜ「正義だから、自分は弱い立場だから、相手を問答無用で傷つけてもいいのだ」という主張が、正当性があるかのように語られるのか、それが不思議。刑罰の実行権限を個人が持つわけでもなく。正当防衛ですらなく。


怖かったら防犯ブザーなんてのも押せない、使えないよというのは分かる。けどそのような状況なら安全ピンはもっと使えない。ブザーならば何かあって使った時に、反撃されたり過剰防衛行動で自分がさらなるダメージを受ける心配も無い。

...ああ、そうか。この痴漢対策としての安全ピン騒動って、子供の防犯用に拳銃やナイフを持たせましょうってのと同じ論調なんだ。そう考えれば、いかに無茶な話であるかは理解できるはず。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月24日 06:59に書いた記事です。

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