10歳不登校ユーチューバーとそれを肯定的に伝える報道機関や有識者と

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具体的に大元の記事は敢えて参照しないけど、タイトルにあるような事例が連休最終日辺りで色々と問題視された件。そもそもユーチューブの利用規定に違反しているだろとか、保護者側の経歴や実情を精査した上での持ち上げ方なのかとか、色々と直接的なツッコミはまた別の話として。あのような事例を賛美するような形で伝える報道機関とか、さらにヨイショする有識者とか、どのような脳内構造をしているのか、少々不思議さを覚えてしまうし、本心であのような所業が正しいという認識ならば、大きな問題という感は否めない。

美談のようにすら伝えている、感想を述べている人もいるけど。一種の虐待じゃないだろうかという気もする。あるいは保護者の隷属的な存在として認識しているような。第一、他の不登校の人達にも失礼な感もある。何より、恐らく、当人自身が不幸になる。


教育ってのは社会で自分の思いを活かしながら生きていくためのツールなのだから、それが無いと十分な生き方はできないどころか、ロボットのような生活を強いられかねない。異世界転生とか転送したけど、その世界の言葉は知らないし、社会常識も分からないっていう状態になったらどうする? まさにそういうレベルの話。


教育課程ってのは資格とか免許ってのと同じ...というか教育課程の中で取得できるものでもあるし、教育課程を経たことを明確に認識できる印みたいなもの。どこそこの大会で賞を採りました、何とかのコンクールで優勝しました、とかいうのと同じ。いわば勲章だな。「俺は車の運転が超上手い」と自称されても、免許証を見せてくれなきゃ始まらないよ、的な。

「大卒で無いと就業できないから、とにかく大学は無償で誰もが入れるようにしろ」という労組関係者のお言葉がある一方で、今回のような話も出て来るとか、色々と「ネットは広大だわ」という脳内イメージがわいてくる。個人的には土日になると定期的に周回してくる宗教の勧誘で、布教者の親に付き合わされるというか一緒に顔を見せる子供のような雰囲気があったりする。

極論としてあの親子自身の行動は自己責任としかまとめようが無いのだけど(規約とか法令への抵触はさておくとして)、それを肯定的・賛美的な話として持ち上げた某新聞社や、それに同意して太鼓持ちした有識者の人達は、相応の「評価」という反応をされるべきなのだろうなあ、というのが個人的感想ではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月 7日 08:00に書いた記事です。

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