タイトル詐欺をNHKも時事通信もやっているのね

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韓国の李洛淵首相の秘書室長を務める鄭雲鉉氏は14日、自らのフェイスブックに投稿し、「最近、韓日両国は(元徴用工らの訴訟で日本企業に賠償を命じた)最高裁判決を契機に関係がぎくしゃくしている」と述べ、「きちんと決着をつけなかった歴史はよみがえり、議論の的になりがちだ」と指摘した。また、「(関係改善は)両国の努力、中でも特に日本の努力が増せば、可能だと思う」と主張した。 

「大人げない」というフレーズがベストマッチなほどの韓国の対応ぶりに、日本もそろそろ大人の対応をすべきではないかな、と考える人も多いであろうこの頃。でも、だからこそ、スピーカーの役割を果たす報道は、極力正しい、誤解釈をされないような表現を心掛ける必要がある。最近ではGoogle翻訳の精度も上がって来たし、適当な、読み手の意図を誘導しそうな内容でも、ダウトである、フェイクだというのがバレてしまうことが多くなってきた。先日の米大統領のサンクチュアリにかかわる話における「報復」とかね。

で、今件もそのような問題がよく分かる事例。NHKも時事通信も、本文では「両国の努力、中でも特に日本の努力が増せば」と書いてあるのに、タイトルでは「日本の努力必要」としている。100対50とゼロ対50とではまったく別物だろうに。文字数の制限云々なら「日韓の努力必要」で事が済むはずなのに、なんでこうも対韓感情をあおるような表記をするのだろうか。これぞまさにフェイクニュースでは無いのか。

確かに題名の上では、こうした方が注目を集めやすいしアクセスも稼げる。でもそれってイエロージャーナリズムとか悪質系まとめサイトと何ら変わらず。ネットギなんとかっていうサイトがやっているのとどれほどの違いがあるのか。

題名のみをざっと読みする人が少なからずいる以上、このような表記の仕方は記者の、そして報道組織自身の品質が疑われる。この報道では、正しい現状を知ることは難しくなってしまう。題名は本文を簡素に正しく伝えるためのものであり、客寄せのためのまがい物であってはならんのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2019年4月15日 06:58に書いた記事です。

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