盗用デザインの玄関マットがアマゾンで乱舞。販売元は中国の業者

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Amazon.co.jpで自身の漫画作品を無許可で使った玄関マットが販売されているとして、Twitterで複数の漫画家が購入しないよう注意を呼び掛けています。問題が広く認知されるきっかけとなったのは、漫画『いとしのムーコ』の作者・みずしな孝之さんのツイート。同作のキャラをプリントアウトした玄関マットがAmazonマーケットプレイスで販売されており、3月26日に「無許可無認可のものなので購入されないようお願いします」と周知しました。

先日ツイッターのタイムライン上を騒がせた、デザイン盗用の玄関マット事案。ツイートをまとめたものや記事が上がったので、絡める形で&覚え書きとして。タイトルでほぼ終わってしまう事案なのだけど、これが同人レベルのものでは無く、アマゾンのマケプレの仕組みを使い、1000単位の種類で展開されていることもあり、単なる個人のお痛ではないよな、という感はある。まぁ、商品写真はコラの類で、実物はまだ作って無くて注文があれば受注作成的なものじゃないかとの指摘もあるけど。

ざっと見た限りでは古今を問わず日本の漫画を使っている(画像は貼らず)。エコエコアザラクとかアストロ球団とかコミック昭和史とかおはようスパンクまである。どこから取得してきたんだろう、この統一性の無さ。


なぜかねとらぼの記事では指摘されていなかったけど、ちょいと調べればすぐに分かることで、やらかしているのは中国の組織。個人か企業かは特定せず。また、指摘されたのと別の組織も同様のやらかしをしていることが確認できた。タイミング的にはほぼ同じなので、素材を作って一気に売り逃げするつもりなのか(受注販売ならば在庫リスクも無いし)、あるいは売るつもりすらなく、データの盗用だけを画策しているのか。

そういや昨年ぐらいまで、似たような事案があったことを思い出す。中国関連の業者が不当な安さの商品出品をして注文を受け、しかし商品は送らずに購入希望者のデータだけ盗取するという話。対応があまりにもザルだと、犯罪助長だとみなされても仕方が無いのだけどね、アマゾンも。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月28日 07:18に書いた記事です。

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