「親展」などならいいんだけど「必ずご確認ください」を赤文字で書かれて中身はDMだったりすると、ねえ

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関西電力から赤字で「必ずご確認ください」と書かれた封筒が来たので、急いで開けたら関電ガスの広告だった――。そんなツイートがきっかけで、緊急の通知と思わせて広告を読ませる宣伝手法を批判する声が高まっています。

当方は関電管轄内やその周辺ではないので関電からは来ないけど(指摘もあったけど電力自由化で必死なんだろう)、似たようなパターンの書類は結構来たりする。赤い注意書きで絶対開けて中身を確認しろやゴルァとあるので、なんか登録内容に不備でもあったのかな、契約会社が変わるのかな、手続きが必要な規則の変更でもあったのか、それとも何らかの法令違反疑いの話でも......と色々な意味でどきどきしながら開けてみたら、新規契約お願いの御案内とか、ご推奨のプランを勝手に考えたので是非とも検討してね、とか。ザッケンナゴルァーと脳内でクローンヤクザがフルコーラスの合唱状態。

これってツイートでも指摘したけど、メールとか記事の見出しでの煽りとか注意引き付けの方法論で、非常にマズい傾向なんだよね。本来この類の見出しってのは、手続きに不備があったので一か月後に契約解除になるから継続契約の書類を送ってくださいとか、免許更新をしないといけないので所定の日付までにまずは書類の変装をしてね、とかいう感じの、本当に受け取り側にとって重要なもので無いと付けちゃいけないという信義則的なものがある。そういう前提だからこそ、受け取り側も注意深く、そして確実に封を切る。

けれどその信義則やら慣行を悪用して、「だって自分達はとっても重要だって思ったんだもん」という屁理屈で、スパム的なDMにつけてしまうと、受け取り側は本当に重要な書類で「必ずご確認ください」と書かれているものも、単なるDMと判断してしまうようになるかもしれない。今の電子メールと同じ状況になりかねない。

この類の話を指摘しても、やった側は「誰も規則として縛っているわけじゃないし、やったって別に問題ないでしょ?」という反応を示すのがオチだろう。いわゆるグレーゾーンの悪用で、この類の話が続くと、何らかの形で法令的な縛りが設けられてしまうかもしれない。

これって動画広告とかスマホのスクロール広告とかと同じで、現在の意味での確信犯的な話に他ならない。今件の場合は送り主がはっきりしているから、そういうことをするところは少なくとも誠実ではないとの認識で、今後の色々な判断の際に参考にすればよいまでの話かな、というところではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月 9日 06:56に書いた記事です。

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