雑誌や書籍の新刊が中国や九州でも1日以上の遅れに

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中国地方5県、九州7県で4月1日から、雑誌と書籍の新刊の店頭発売日が従来よりもさらに1日遅れることが9日、分かった。物流会社の人手不足やコスト上昇が要因。自前の物流網を構築したインターネット通販のアマゾンジャパン(東京)は従来通りの日程で配送するとみられ、中国、九州の書店は新刊販売で不利な状況に立たされることになった。

「9日、分かった」とあるけど後ほど紹介する一次ソースは3月5日なので、それまで気が付かなかったのかというツッコミとともに、日本出版取次協会側ももっと積極的に広報展開せんかい、という感は否めない。

元々地方だと定期刊行誌の展開は一日二日遅れるのは当たり前ってのは昔ながらの話なんだけど、今件は配送の都合でそれが確定するよ、というもの。法令違反云々とあるけど、これ、それ以前は法令違反でなかったということなのだから、配送業者の数が減っているんだろうなというのは容易に想像ができる。出版物の絶対数や配送が必要な頻度が高まっている可能性もあるけど。

この類の人手不足の問題は、結局賃金をしかるべきレベルまで上げるしかない。すぐには人数は揃わないかもしれないけど、相応のレベルをキープし続けていれば、それに向けて携わりたい人が増えてくるまでの話。要は「こっちの水は甘いぞ」というシグナルを発することが出来るほどの引上げをすればいい。それができずに人手不足ならば、ビジネスモデルと現状の環境との間にひずみが生じているわけだ。


一次ソースはこちら。問題なのはアマゾン経由の購入はこれまで通り(という話。実情はどうなるかは不明)ってところ。実店舗がますますますますツライものとなる。また、電子書籍・電子雑誌の需要がさらに伸びるかもしれない。...って紙媒体で買っていた人が一日遅れるからと電子版にシフトするかは不明だけど。

また、リリースをよく見ると分かるのだけど、九州地方では雑誌について「一部の週刊誌について発売日が変更となります」という表記なんだよね。中国地方では「1日遅くなります」なのに。つまり、九州地方では2日以上遅くなる可能性もあるかもしれない。

解決策としては拠点分散かなあ。現状では輸送トラックの始点が東京のみという前提なので、大阪あたりに拠点を作るとか。

ともあれ、今後は九州・中国地方の雑誌関連の動向に要注目、かな。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月10日 06:55に書いた記事です。

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