数字と体験談と記事の編集と

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新聞やテレビなどの報道、組織による発表、怪しい商品の紹介などでは、一部の数字や印象的なフレーズ、個人の経験談がクローズアップされ、全体像がぼかされていることが多々ある。木を見て森を見ずというお話そのものではあったりする。

挙げられている具体例はまさにそんなお話の良い例だったりする。いや、こんなバカな話はないだろうと思う人もいるだろうけど、インチキな薬やらサプリ、悪徳商法的な話だけでなく、一般の報道でもこの類は平気で行われている。一次資料が明記されていなかったり、書かれてあってもぼかされていたり最後にちょろっと加えてタイトルでは特定の部分だけ大騒ぎして全体の本旨とはまったく別の意図として受け取らせようとしているとか。それってフェイクニュースと同じやん、という感じではある。


元の発表、一次資料ではちゃんと書かれているのに、報じられたものは何だか主旨が違うよねってのも多い。それが全体の主旨にマッチしているものならまだしも、全然違う、むしろ逆ってことも多い。今件は数字の上でのお話だけど、一般の論説でもよくあったりする。

そして「動機はお金なのか、名誉欲なのか、騒ぐ人を眺めて優越感に浸りたいのか」とあるけど、まだ他にも考えられるよね。世論の印象操作・誘導とか、対象をおとしめたいとか、自分の主義に従うように人々を錯覚させたいとか。昨今の報道ではむしろその意図の方が強いんじゃないかな。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月 1日 07:45に書いた記事です。

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