お薬のため込みと効用の問題

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通院患者、特に高齢者の薬のため込み事案は色々な観点で大きな問題だったりする。医療保険の無駄使い、他人に譲渡されてしまうリスクにおける薬害被害、そして処方されている薬を服用しないことによる病状の悪化。ゲームに登場する魔法の薬みたいなものとの認識で、持っているだけでなんかスゲェ的なものもあるのだろうし、色々と怪しげな話を吹き込まれて飲むとかえって悪くなるとの思いもあるのかもしれないけど。

ただ、今件のような話は指摘されて初めて気が付いた。確かに処方した薬を服用していないと、薬がたまり当事者の治療が進まないだけでなく、お医者さん側は「処方した薬が効いていないみたいだからもっと量を、別の薬を」となるのは必至なんだな。だってお医者さんは薬を服用していることを前提として患者を見ているのだから。

一方入院すると服用までがっつりと管理されるから、薬を貯めこんだり飲まなかったりってことはほぼ出来なくなる。すると突然もりもりと薬が体に入るので(これまで服用している前提でどんどん薬を増やされたのがデータとして前提となっている)えらいことになる、と。

処方された薬を意図的に服用しない。色々な理由があるのだろうけど、特に精神科や心療内科では服用に関して多様な「御意見」があってそれに惑わされることが多いようだけど、その行為は治療の妨げにしかならないので止めてほしいよね、と思うのだな。薬の服用もまた、治療行為に他ならないから、飲まないってのは治療そのものを避けているのと同じになるからね。

貯め込んだ薬は魔法のアイテムじゃなくて、自分の治療が不完全な証。これだけまだ治療されていないんだよという証拠なんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月 5日 06:48に書いた記事です。

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