ファンタジーの文脈とかお約束が分からない

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...という話は正直なところ、具体的な言い回しとしては初めて聞いたけど、考えてみればすごくよく分かる話ではあるし、これって何度となく指摘している世代間ギャップと同じ構造じゃないかな、と。電話やテレビを「回して操作する」って表現は、実際に見たことが無いと分からない、それを常識にしている世界観は理解が難しいというもの。

そのような常識を知らないと楽しめないとなると、ハードルはちょいと高くなるよね。そのハードルを超えても楽しみたいと思うような魅力が必要なので、作り手側は大変になるし、それをするりと飛び越えられるような仕掛けが必要、ということで歌舞伎みたいなお約束手引き本ってのは必要かもしれない。あるいはストーリーの中でさくりと説明してくれるようなもの。

ああ、「異世界転生物」の人気の一つはそれか。現世界からやってきた主人公が異世界の常識を知るはずも無いので、現地の人に色々と教えてもらう、学ぶという流れになる。その過程がそのまま読者への手引きにもつながるってわけだ。


で、ファンタジー系を中心としたあれこれについては、書き手側の観点で役立つようにと色々な事典が発売されていたりする。これが読み手にとっても結構便利だったりする......

...のだけど。これらを全部読んで、その上でファンタジー小説云々ってのは、現実的では無いような気もする。やはり全部一冊これでOK的な教本は欲しいし、人気のある作品ならば数ページでまとめられてる、世界観やら設定のガイドブックみたいなものが欲しいな、という感はある。どのぐらいまで突っ込んでいいのか、説明してよいのかという区切りが難しいのだけど。シノギの香りがするぜ、的な。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月26日 07:19に書いた記事です。

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