現場の意見と数字上の整合性と

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このへんの話は色々な業界でよく聞く逸話ではあるのだけど。注意をした方がいいよな、という内容でもある。つまり、数字の上では計算が合っていても実際に色々と手掛けてみると問題が発生して、計算の上ではそれが元々反映されていなかったりという事例は結構ある。いくら計算が正しくても、その計算をする上での前提条件に欠けがあったら、正しい結果は導き出せない。さらには数字ではちゃんと出せないけど、経験則とかこれまでの実体験から導き出せる雰囲気的な問題点ってのもある。

他方、雰囲気では危ないように思えてもそれが単なる勘違いだったりすることもある。それならまだしも、現場側の理念とか思惑とか主張を通すために、論理や数理を否定するというものもある。だからこういう反応があったら、具体的にどこがどのように問題なのかを聞くのが大切。チェック項目としては重要だけど、鵜呑みにするのもまた問題ということ。


感覚とか経験が、すべて正しいとは限らない。数字上では得られない大切なものが反映された意見かもしれないけど、それですら間違っている可能性も否定できない。指摘の通り、経験則を得るためには重要なお話だけど、それを丸ごと信奉して何もかみ砕くことなく従うばかりなら、自分にとっても何の価値も無いものとなってしまう。

首を傾げられたらなぜそうなるのかを尋ね、それを論理的に検証して裏付けする。記録と数字で明らかにすることで、その問題点への認識が合理的なものとなり、後々にまで継承させる素材となる。「経験から、何となく」ってのは工業系に限らずどのような場でもありがちではあるけど、それを「何となく」では無く「具体的に」することで、「知恵」から「知識」となり、伝承が可能となるのだよね...

......ってこれあれじゃん。先日の【教えないと技術は伝承しないよ、勝手に盗めとか無茶言うな】と関連してくる話だな。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月20日 08:00に書いた記事です。

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