人件費はしっかりと、十分に計算しましょう

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これって恐らくは先日総務省の有識者会議で出た、格安スマホの料金引き下げとか消費者のメリットとか、携帯大手の回線利用料(接続料)の問題に併せての話かなあ、と。で、とにかく格安スマホを端末本体だけでなく利用料金もさらに下げろ、サポートも充実させろ、そうすりゃ「携帯電話料金が高い」というブーイングも起きんだろうという話ではあるけど、それは結局人件費関連をボランティア扱いにでもしろというのかね、的な感はある。

「高い」と言われるから安くしろ。でもその「高い」料金の多分は人件費であり、ブラック企業的な体質を肯定することになる。IT系の機器のサポートがどれだけリソースを食うのか、どれほど理解しているのだろうか。その上で「ブラック化してもいいから安くしろ」というのなら、それこそ矛盾しているよね、としか言いようがない。


高いから値を下げろ、でも自分のお賃金は上げろ。結構無茶苦茶な話であり、その根底には指摘されているように、原価と原材料費をごっちゃにしているという感は否めない。専門家や政治家ですら、その過ちを自分の考えとしている感は強い。原価ってのは色々と区分はあるけど、製造原価に限定しても、原材料費だけじゃなくて外注費とか人件費や運用費、減価償却費、雑貨、消耗品費、修繕費なども併せた固定費を足したものを意味するのだけどね。例の、マクドナルドのハンバーガーとか化粧品を原材料費だけで云々するってのと同じぐらいの愚行。

そもそも人件費を蔑ろにするってのは、労働力の搾取でしかなく、表現を変えると大きな問題に違いないってのはすぐに理解できるかと思うのだけど。そういや前世紀末に策動した某悪質宗教団体も、人件費の類がアレだったので、パソコンとかが格安になっていたという話があったよなあ、と思い出す。要はそういう感覚なんだろうか。モノづくりの実情を知る機会が少なくなっているから、人件費の話もうまく認識されないのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月19日 07:51に書いた記事です。

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