処方されたお薬は他人にあげちゃいけません、しっぷ薬とかでもだよ

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薬局などで気軽に手に入る大衆薬ならいざ知らず、お医者さんの診断を受けて処方してもらった薬を、本人以外の人に使ってしまうのはアウトでしかない。診断の結果としての治療の一環が薬の処方とその服用なのだから、他人に同じような治療を勝手にやってしまうことになる。

どうもこれを気軽にしてしまう人は、薬をゲームのアイテム的に認識している筋があるんだよね。頭痛に効く特効薬だから、腫れに効果がある塗り薬だから、肩こりがよくなる湿布だから。いやいや、それはあなた本人の症状に合わせたもので、あなたが勝手に他人を診断して処方しちゃダメでしょ、的な。子供を「ゲーム感覚で」となじる話はよくあるけど、この処方薬の譲渡って、まさにゲーム感覚での話だよね。

飲み薬はまだしも、しっぷ薬なら別にいいじゃん、と思う人もいるかもしれないけど、とんでもないので要注意。これは渡そうとする側も受け取る側も。いわば無資格で医療行為をしたと同じなんだよね。

そして指摘されている通り、何か問題があったら、渡した側は責任を問われるし、使った側は救済措置から外される。その辺は一般常識として何らかの形で公知する必要があるのかもなぁと思ったりする。案外知らない人、多いのかもな。

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このページは、不破雷蔵が2018年9月10日 07:57に書いた記事です。

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