ネガティブな情報は「どくのぬま」

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世の中には喜怒哀楽さまざまな情報があり、ソーシャルメディアは情報発信のハードルが低いこともあってか、様々なカテゴリに区分できる情報で満ちあふれている。まさに大型の駅前広場での雑多な場所で語られているあれこれが、自分がエスパーになったために、すべて脳内に飛び込んでくるような感じ。

そのような状況下で、ネガティブな情報が多分に脳内に入ってくると、どうしても自分自身もそちらに引きずられてしまう。心療内科の先生が色々な患者のお話を聞いていくうちに自分自身もそういう考えに陥ってしまうとか、お客の相談受付の電話対応の人が気を止んでしまうとか、そんな感じ。あるいは映画を観た後でその映画の主人公的な感覚に陥るとかいうのも該当するかと。ぶっちゃけると教育、さらには洗脳ってのも方向性としては似通っている。まさに「どくのぬま」に浸かっているような状態。

無論、人単位でその類のお話を区切り事もできる。すべての言葉を読み取る必要は無い。だけど基本的にはフォローするなどの形による人単位での区切りしかできないので(NGワードの設定は可能だけど、あまり上手くはいかない)、情報の内容とか対象の必要性とかから、追い続けなきゃならないこともある。

ポジティブなお話をもりもりと取得できるように、ソーシャルメディアのタイムラインを工夫する、フォローアカウントを調整することも不可能では無い。そういう環境下に自分をおくことで、モチベーションを高めることもあるだろう。要はリラックスタイムの意図的な創生。酸素吸入室みたいな。


ネガティブな言葉に惑わされない強い力を持つ。それができれば一番なんだけど、人ってそれほど強い生き物じゃないから、環境を自分で整備するなり、良い場所に移動するなりしなきゃならない(「辛かったら逃げてもいいのよ」的な)。ソーシャルメディアだったら、そういうハッピー的なアカウントのみを追いかけるリストを作ったり別アカウントを設けて、定期的にそちらを眺める、辛い心境になったらそちらにスイッチするってのもありかな、と。

自分を励ますとあるけど、これもある程度訓練が必要。励ますという行為自身が結構労力を必要とするし、その行動へのトリガーすら引けなくなってしまいがち。だからこの方法論を用いる場合は、慣習化してしまうとか、一定のルーチン化してしまうのが一番良い。

ある程度のノルマを果たすたびに自分へのご褒美を設定するとかね。例えば毎週月末はご褒美でちょっとリッチな外食をするとか、どこかへ小旅行をするというのを定例行事としてしまう。ちょいと前に流行った、お薬を定点的に飲むためのカレンダーにこづかいを入れておいて、自分へのログインボーナス的なものとするって話、実はあれは大変有効な手法だったりするのだな。考え方としては今件のと同じだからね。「自分で自分を励ます」という点において。

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このページは、不破雷蔵が2018年9月 9日 07:57に書いた記事です。

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