ボランティアの中高生動員問題

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具体的なリリースが出てこないので(表には出さないつもりなのかもしれない)ちょいと詳細が確認できない状態ではあるのだけど、例のオリンピックでのボランティア不足に関して、中高生まで動員するのではという報道で思った事。大よそ当方が危惧しているのと同じ。

大人ですら不慣れな作業をさせることで色々と問題が生じるのは容易に想像ができるのに、さらに中高生を当たらせるとなれば、それなりの管理や指導が必要になる。その管理の仕組みの構築や指導担当官はどこから抽出してくるのだろう。ドイツの戦争末期の国民突撃隊が頭に思い浮かぶ(あれとて指導役のたぐいは居たような)。よもや放り投げとかいうんじゃないだろうねえ。管理指導をさせる側もボランティア?

無料でボランティアを集めるためならいくらでも俺たちが金を受け取ってもかまないという感じの組織委員会やその関連団体の動きとか、トップレベルのロートルによる「俺様が何となくそう思ったから導入しろ」というサマータイムの問題とか、何かもう色々と無計画で思いついたことをぶちこんでるだけという、ダメダメな組織の典型例が次々出てくる感じで、この人達は計画とか論理的な物事の考え方ってのが出来ないのだろうかと思ってしまう。

これらの決定に関する議事録が公開されるといいのだけど。どんなやり取りで話が決まったのか、誰の発言によるものか、しっかりと見極める必要があると思うんだよね。スットコは誰なのかなってのは明確にすべきではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月22日 07:29に書いた記事です。

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