ツイッターのユーザー数が減少したとの話

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米ツイッターが27日発表した2018年4~6月期決算は、最終損益が1億ドル(約110億円)の黒字(前年同期は1億1600万ドルの赤字)だった。売上高も前年同期比24%増の7億1100万ドルとなり市場予想を上回った。ただ、不正なアカウントを削除する取り組みに伴って月間利用者数が減少したことから、27日の米株式市場で同社株は一時19%超下落した。


利用者データの不正流用が発覚したフェイスブックと同様に、ツイッターも16年の米大統領選での偽ニュース対策などが不十分だったと批判を浴びている。利用規約に違反してテロを称賛したアカウントを閉鎖するなどの取り組みを強化しており、ツイッターの18年4~6月期の月間利用者数は3億3500万人と18年1~3月期に比べ約100万人減少した。


一昨日のアマゾンに続き昨日はツイッターの四半期決算短信の発表。後ほど逐次データの精査と記事の更新を行うけど、不正アカウントの取り締りの関係でMAUが減ったことを悲観した売りが出て、思いっきり暴落したとのこと。記事をざっと読んだ限りでは、むしろポジティブではないかと思うのだけど、投資市場は多分に煽情と感情で動くから、こればかりは仕方が無い。

米ツイッターは11日、不審な投稿を繰り返すようなアカウントによる「偽のフォロワー」を数千万規模で世界で削除すると発表した。ツイッターのユーザーによってはフォロワー数が大幅に減る可能性がある。偽情報の拡散を防ぐ一環で、ネット界での人気を誇示するためにフォロワー数を集めてきたユーザーにとっては痛手となる。


12日から始める。文脈とは関係なく大量のコメントを投稿していたり、内容が不透明なネットのリンク先を貼り付けていたりするアカウントはすでにロックしているが、今後、一定の確認作業を経て原則削除する。


そのアカウント削除云々ってのは7月の中旬ぐらいに行われたこの施策...では無いな。これは7月だから今回発表された4-6月期とは関係ない。ざっと調べてみるとFacebookの例の問題と前後して、ツイッターでも悪質なbotなどを削除する話は出てるし、スパムや自動アカウント対策を強化するとの話も報じられている。

Twitter上での嫌がらせやごまかしへの対策が不十分であるとの批判を受けて、同社はTwitter上に根強く残る嫌がらせ行為や不正な自動アカウントへの対策を強化すると発表した。


Twitterによると、スパムアカウントや自動アカウントの1週間あたりの作成件数が急増しているという。同社の機械学習ツールは5月、偽アカウントやスパムアカウントの可能性があるアカウントが週に1000万件近く作成されていることを突き止めた。2017年9月の320万件に比べると、大幅な増加だ。


こういう話が出ているってことは、色々と手を打った結果としてMAUが減ったんだろうなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月28日 06:59に書いた記事です。

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