熱中症のリスクとか教育施設へのエアコンの導入の効用とかの公的検証資料

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元々教育施設への「適切な教育環境の整備」という基本的な観点をないがしろにして、古臭い経験則とか面倒くさいからだとかやれとは言われていないからという、俗にいう「大人の事情」で吹き飛ばし、普通の判断が出来ない人たちによる問題環境が、今夏の酷暑で問題が顕著化したという図式なのが、昨今の熱中症やら教育施設へのエアコン問題。どなたかが指摘していたけど、光化学スモッグとか放射線関連で大騒ぎする界隈が、熱中症ではシバキ根性でおダンマリってのも理不尽なお話ではある。

で、教育施設へのエアコン導入云々ってのは、熱中症を避けるためという以前の問題で、適切な教育環境を構築するためには欠かせない整備問題の一つであるわけなんだけど、その裏付けがいくつかあるので、それを覚え書き。熱中症の搬送者数は校内よりも校外での方が多いから、校内に気を配る必要は無いとか、詭弁でしかないのだけどねえ。

二つ目の資料の方では、エアコンに関して生徒と教師陣との間には認識の違いがあるって指摘もされている。生徒は素直に喜んで実績も上がっているけど、教師は何だかしぶしぶというか生徒との間の認識の乖離が見て取れる。これは後ほど熟読する必要があるのだろうなあ、と。


暑さ指数、つまりWBGTが28度を超えたらデンジャーだという話は随分と前から出ている。屋外での話はあるけど、これ、屋内でも教育施設あたりではありえるかもしれない。WBGTなんてわかんねーよ、という人達もいると思うので、乾球温度の軸で、一つ下のレベルを見ておくとよい。つまり、28度で厳重警戒なわけだ。24度ですでに警戒。


最後は高齢者や子供、特に高齢者に対する暑さ寒さの感覚の問題。実温度を正しく判断できなくなっているのだな、要は。機械ならばセンサーが壊れていて中枢判断機構に正確なパラメータを送れなくなっているので、判断もおかしなものとなってしまう。実温度が35度でも、身体のセンサーが20度だと判断し、その値を脳に伝えてしまうと、脳では「20度じゃ寒いからこたつに入って暖房付けなきゃ」となる。いや、これ、おバカな話のように見えるけど、マジでそういう状況はありえるんだって。

そういう観点では、個々の感情や印象にとらわれず、数字で冷静に判断を下した方が、より多くの人にとってはメリットとなるのだなあ、という実感を覚える次第ではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月22日 07:47に書いた記事です。

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