テレ朝とフジには停波措置を求めるべきではないのか

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テレビ朝日系とフジテレビ系の情報番組が、岡山県総社市内で6日に発生した工場爆発の映像として放送したものは、総社市の爆発とは無関係だったことが分かった。


テレビ朝日は12日、朝の情報番組「グッド!モーニング」内で、9日の同番組と8日の情報番組「サンデーLIVE!!」で使用した爆発の映像は、事故とは関係のないものだったとし、謝罪した。インターネット上に投稿された映像だったという。アナウンサーが「近くに住む人から提供されたものでしたが、放送する際の確認が不足していました」と説明した。


先日の西日本での豪雨に絡んで爆発事故を起こした工場に関する報道で、ネットで投稿された爆発動画を投稿者の言を信じて検証せずにそのまま使ったら、実は昔の別の場所での動画だったということで、結果として公共の電波でフェイクなニュースを大流しにしてしまったという話。フジテレビだけかと思っていたらテレ朝もやらかしていたのね、と。

今件ではさらりと誤報でした、間違った動画を使ってしまいました、てへぺろー的な話でさくりと終わらせようとしている雰囲気が強いし、恐らくはその通りになると思うだけど(メディア関係のジャーナリストもほぼ総じておダンマリ)、問題は非常に深刻だと思うのだな。投稿映像に関わる不十分な精査によって生じた誤報ってのは、食品を取り扱う企業の品質問題、まさに異物混入事件と同レベルのお話に他ならないからだ。

食品企業ならば異物が混入し、それがイレギュラーな話では無くシステム上のものだったとするのなら、再発防止策の策定とその実行を済ますまでは、関連商品の生産ラインはストップさせられる。そのラインの稼働で生じた問題ならば、再び同じような問題が生じることは容易に想像できるからだ。メディアサイドもそれを前提に、食品企業に対しそのような措置を求めることはしばしば行っているし、ねえ。

今回の場合は、投稿動画を投稿者の言のみを裏付けとし、ろくな検証もせずにそれを信じて公共の電波に流してしまった。これは悪用されると非常に大きな問題を生じさせる可能性がある。社会に悪影響を及ぼすデマが容易にメディア経由で流される可能性を示してしまったからだ。制作会社が忙しいから、予算が無いからという言い訳は通用しない。少なくとも公共の電波を使っている限りにおいては(放送法の問題もあるけど、それはまた別の話)。

問題の徹底的な検証と再発防止策の策定、そしてそれの実行の確認が行われるまで、フジとテレビ朝日には停波を求めたいところではある。該当番組の中止に留まらず、ね。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月14日 07:19に書いた記事です。

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