水没した太陽電池には近づかない、これ大事

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先日の西日本での豪雨で地盤が緩んで線路わきにまで突っ込んできた太陽光発電パネルのせいで、鉄道そのものの復旧が遅れた云々という話があったけど、公的レベルでの遅延原因として太陽光発電パネルのことは書いてなかったのでそれはさておくとして。

先日の某所での大型倉庫の火災の際にも問題視されたけど、太陽光発電で用いられるパネルってのはダイナミックやっかいだったりする。無論、発電のために用いられる送電設備とか集電箱もリスキーなんだけど、広大な面積を使っているパネル自身も、電気を帯びている。しかも事故や火災などで発電のシステムが壊れてしまっても、パネルそのものが発電しつづけるから、ばらばらになったパネルを触ると感電する可能性がある。いわゆる「どくのぬま」状態。

この話は太陽光発電が広まり出す時点で懸念されていたのだけど、実害が生じるに連れて大きく問題視されるようになった......けど、あまり報じられてはいないのだよね。しっかりと正しく報じてしまうと、太陽光発電そのものへのマイナスイメージが云々という忖度をしているのかな、という話はともかく。

経産省のリリースを見返すと、今回の西日本での豪雨をはじめ、大きな災害があるたびに同様の注意喚起が行われている。もう少し重要視して、一般の報道などでも注意を促すべきだとは思うのだけどねえ。爆弾抱えてるようなものなのだから。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月13日 06:58に書いた記事です。

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