うなぎの購入動向と家計調査

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元々は本家サイトの【うなぎは誰が買っているのか...うなぎの購入性向をグラフ化してみる(最新)】を基にしたヤフーニュース個人の記事。本家サイトで今回新たに加えた、世帯ベースでの購入傾向に、ウェイトバックをかけた世帯数を乗じたら、都道府県別の一般世帯による購入総額の概算相対値が出たので、来年から記事に反映させようかなあと考えていたものを、ヤフーニュース個人では先行させた形となった。まぁ、実証実験みたいなものだ。

で、結果としては東京都での購入額が一番大きいという結果に。人口ボーナスが山ほど。一都三県で4割近くの購入額。昨年このうなぎに関する記事を挙げた時には、浜松とか鹿児島でごっつ食われているので、年齢階層別なんて関係無いというご批判をいただいたけど、そういうことでも無かったな、と。

無論今回のデータは、家計調査において中食としてうなぎのかば焼きを買った世帯における購入額での比較。企業単位で世帯に買ってもらうために卸したものとか、外食で提供するものは含まれていない。ただ、企業が購入したものも会社ビルがそのまま食べるわけじゃなくて、最終的には世帯へ買ってもらうもののため。外食に関してはうなぎ以外も色々と食べているので、うなぎだけを抽出するわけにもいかない。それにデータを見た限りでは、うなぎの産地で外食費が飛び抜けて大きいような傾向も無い。

まぁ、うなぎのかば焼きをはじめとした、うなぎにかかわる食文化は多分に、高齢層が傾注しているという結論で問題は無いのではないかな、というのが今回の結論ではある。......とかいうと、また色々とお叱りを受けそうな感はあるけど、そういう結果が出ているのだから仕方が無い。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月 2日 07:23に書いた記事です。

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