ビーバー型の鉛筆削りとアマゾンの連動広告と

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これはアマゾンに限った話では無いのだけど、ネット通販で何かを買うと、その商品に関わる色々な内部データを駆使して、購入者の購入性向をくすぐるような「御提案」がもりもり成されていく。データは逐次利用者の実績で更新され、より多数の結果によって補正されていくので(いわゆるベイズ理論的なもの)、多くの人の魂をくすぐることになる。

で、今件ではビーバーの形をした鉛筆削りを買ったら、似たような面白文房具がばりばり表示されるようになったこと。これ、実は日本のアマゾンでも同じだし、さらにアマゾンのメルマガに登録しておくと購入したものだけでなく、クリックして参照したアイテムと連動する「御提案」も来たりする。連載物の漫画だと「新刊出るよ、買うよね?」的な話もきて、ちょいとびっくりしてしまう。

個人データの利用云々でEU周りが騒がしいけど、今件もその類の話の一つなのだろうな。こういうのを嫌がる人もいるのだろうけど、「何かを気付かせてくれる」という観点では、当方は肯定派だったりする。


他方、ビーバーの鉛筆削りは日本のアマゾンでも取得可能。まぁ、当方は以前ぬこのお尻に鉛筆突っ込むとにゃーんと鳴きながら削っていくものを買って、それをいまだに使っているので、これ以上鉛筆削りは必要ないから別にいいのだけど。こういうものもあるよ、ということで。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月 3日 07:00に書いた記事です。

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