読み物のビジネスモデルとか色々

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ここ数日例の不法サイト関連でコンテンツビジネスに関する論議を多分にツイッターのタイムライン上で見かけて、自分の頭の中のもやもやとか、その発想は無かったわとか、ああそういう考えもありだよね的な、考えを整理する上で有益なパーツと成り得る話が色々と出ているので、拾えるものをいくつかまとめてシュリンク状態に。トリガーとなったのは、数万冊の本を売るのと、数千だか数百の有料コンテンツ定期購読者を抱えるのとでは、作家が支えられる状態は同じかも、という話。

結局はパトロンのみじん切りみたいなものだし、指摘されている通り薄いファンってのはすぐに他にシフトして離れてしまうもの。自分自身が熱狂している作品以外をどのように扱っているのかを思い返せば、すぐに理解できる。

他方、コンテンツビジネス周りの問題としてページビュー(PV)さえ回ればなんとかなるかもかもって構図が、広告主への貢献に寄与していないとか言う問題もある。ただ実のところこれはずっと前から論議されていた話で「表示だけでも告知宣伝効果があるのは事実で、それを否定するとラジオやテレビ、新聞広告が否定されてしまう」「成功報酬方式のみにするとタダで広告表示をさせたことになるし、報酬を与える側がインチキをする可能性がある(そして実際になされている事例が出ている)」なんていうやり取りがあり、現状のPV主導という形になっているのが実情。


コンテンツ制作者もライブをすべきでは、生け作り的なものはどうかという話。発想の一つとしては面白いのだけど、音楽はその場で完成品を即時楽しめるというのに対し、コンテンツでは作る過程しか楽しめない、その場で完成品を堪能できるわけでは無いし、完成品を見たところでそれがコンテンツのすべての楽しみでは無い......うーん、説明が難しい、ともあれ、音楽視聴とは別のベクトルなので、同じ手法は使えないような。

サイン会とか購入特典とかが方向性としては近いのかなあ、という気がする。ただ、音楽のライブで得られる効用を、コンテンツ制作者がどのようにライブ感で提供するのか、ちょいと難しい。まぁ、有名どころになればトークショーとかがあるのかな。一部の声優さんの今の売り方とかも参考になるかも。


本棚そのものを売りつけるのはともかく、コンテンツ課金システムのnoteなどは指摘されている通り、方向性がちょいと難しいかもしれない。チョイスしたキュレーション云々ってのはかつてアマゾンのアソシエイツプログラムの料率が高かった時に、購読系サイトで結構あったよね。あれが思いっきり下がって、コストパフォーマンスが崩壊したので多分に滅んでしまったのが残念だったりする。

他方、コンテンツを作り提供し支えてもらう側では無く、消費し対価を支払う側から考えて見ると、500円/月だとしても何人を支えられるのか、支えようと考えるのかって想定すると、超ハードルが高かったりするのも事実。そういうことをする可処分所得はすでにスマホのアプリに投入されていたりするからねえ。

まぁ、色々な人が試行錯誤して多様な仕組みを作り、それぞれのパターンでベストな道を選べるような状況にしていく必要はあるのだろう。そういう過渡期に来ていることは間違いない。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年4月16日 08:01に書いた記事です。

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