雑誌が次々休刊しているというお話だけど

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元記事のサムネイルで「いくら『景気は良くなっている』と総理大臣が言おうとも、雑誌業界の人間には云々」とツッコミどころ満載な概要が書かれていたのでツッコミを入れようと本文を見たら、サムネイルの概要文章は影も形も無いので何か手を加えたのかなとお察しをしつつ、本文にもタイトルにある「職を無くした編集者・ライターは今どうしているの」的な話はほとんど無く、どれほどの価値がある記事なのだろうかというツッコミをしながら。

記事に書かれている通り、雑誌の休刊が相次いでいるのは事実。ただ、その数が過去と比べてどうなのかという比較が無い限り、昔と比べて大変だ云々ってのは言えるはずも無く。休刊情報もネットを介して容易に精査できるようになったので、目に留まりやすくなったってのもあるよね。専門誌の休刊ってネットで「休刊情報」という大まかなくくりで認識される以外は基本的に、その雑誌を買っていた人とか、その業界を知っている人にしか伝わらないから。


先日サルベージしたMO内のデータをイメージカット的に用いながら。雑誌の休刊は昔からある程度は起きていた...というか新陳代謝上十分に生じえる。そしてここ10年ばかりの間はメディアの構造変化に伴う結果として、さらにここ5年ばかりの間は業界全体の情報アップデートがうまく行っていないのが多分に影響して休刊しているという印象の方が強い。景気がどれほど良くても需要が無ければ、ビジネス的にアウトになって休刊せざるを得なくなる。

景況感がどうでも周辺環境が変わっていけば雑誌の休刊は十分あり得る話。慈善事業ではないのだから。確か似たような出版業界の大激変が前世紀にもあった記憶があるんだけどな......以前記事にした記憶もある。【60年あまりに渡る雑誌の販売間隔別出版点数動向をグラフ化してみる】で書いていたか。それと似たような動きが、インターネットの登場や流通の変化で現在進行形にて生じているわけだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年3月27日 07:25に書いた記事です。

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