コミュニケーションとスキルは反比例する、とは限らない

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これは極論云々って話になるとまたややこしくなるのだけど、デジタル系のスキル関連では特に「スキルはあるけどコミュニケーション能力に欠ける、機嫌がいつも悪い」的な話があり、だから対人関係に難儀する人でもスキルがあればいいじゃないかという論が展開される。ぶっちゃけるとケースバイケースでしかないね、で終わってしまうのだけど、そしてスキルと機嫌とかコミュニケーション能力が必ずしもリンケージするとは限らないけど、現実論としては自分が受け手なら、同じ成果物であれば人当たりがよい方、コミュニケーションに長けた方を選択するよね、というは道理が通る(とはいえ、機嫌がよいだけ、コミュニケーションに長けているだけで中身がスカスカという、悪しきコンサルとか山師的なものがはびこるのも問題なんだけどさ)。

で、この機嫌とかコミュニケーション力ってのは自分自身でどうにかなる類のものでは無い。コミュニケーション力は時間をかければ何とかなるかもしれないけど、でも本質的なものだからなかなか変えられない。ましてや機嫌なんてのはめぐりあわせの部分が多いからねえ......。


よく考えて見ると、よほどずば抜けた能力を持っている者でない限り、機嫌とかコミュニケーション力の類は、他の能力を大きくサポートする力がある。その状態が続くと、他の能力の増量にも大きく影響を与えるようになる。自分自身でとことん頑張れる人がずば抜けた能力を発揮するケースもあるけど、大抵は自分自身の中で集束して行き止まってしまう。

「スキルがあればコミュニケーションに難があっても良い」というのが甘えか否かはさておくとして。汎用能力的なものとして存在するのが機嫌だったりコミュニケーション能力だったりするってのは覚えておいた方がいいかもしれない。RPGでスタートする時に無一文なのか、1万ゴールド手にしているのかの違い、という感じかな。

他方、この汎用能力でけむに巻かれないような注意が必要。機嫌がよくてコミュニケーション力にも長けているから、言っていることは本当だろう、能力の高い信用できる人物だろうと信じてしまうと、痛い目に会うことも多い。むしろ今件は、他人を判断する時のノウハウとしてではなく、自分をアピールする時、能力を磨きたい時の留意事項と見ておくべきだな。「お客様は神様です」と同じようなものだ。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月11日 07:52に書いた記事です。

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